ＱＲというコードが話題に！？　

From：関谷はやと

この１〜２週間に出たニュースで、
最も取り上げられている話題の１つに、
『ＱＲコード決済』と呼ばれる、
新しい代金決済システムがあります。

ちなみに、、
『ＱＲコード』というのは、
あの四角いモザイクのような模様が、
コード化された情報になってて、

それを読み取ることで初めて、
何て書いてあるのかが
分かるようになっています。

なので、パッと見だと、
単なる模様にしか思えませんよね〜

逆に言うと、それだけ、
『暗号化された情報』として、
利用することができるため、
自分が持っているクレジットカードの内容を、
『ＱＲコード化』して
スマートフォンの画面に表示させれば、

それを読み取ってもらうことで、
クレジットカードの代わりになるんですね〜

で、この『ＱＲコード決済』システムに、
大手ネットショップや金融会社・銀行などが、
いま次々と参入し始めたんですが・・

何でそんな先を競うように、
『ＱＲコード決済』なのかというと、

それはもちろん、
代金決済を取り次ぐことで
『手数料収入』が得られるからです。

でも、それが目的なら、
従来からあるクレジットカードでいいじゃないか？
と思いたくなりますが、、

しかし
クレジットカードを作るには、
内部にＩＣチップを組み込んだり、
出来たカードをユーザーの元に送ったりと、
何かとコストがかかるんです。

ところが、
クレジットカードと同じ機能を持つ
『ＱＲコード』にすれば、
カタチにするものは何も必要ありませんし、

カタチがないので紛失や、
盗難に遭うこともないですからね〜

なのでユーザーにも、
ＱＲコード決済システムを運営する
サービス提供者にとっても、
両方にメリットがあると思います。

ちなみに自動車業界では、
トヨタが運営してる金融会社に
『トヨタファイナンス』という会社があって、
そこは『１０００万人の利用者を目指す』
と言ってます。

この数字がどれだけのものかというと、、
例えば１０００万人のユーザーが、
１日に１回とにかく何でもいいので、
ＱＲコードで決済をしてくれれば、

その手数料として、
仮に『１円』受け取るだけでも、
毎日１０００万円の収入が得られます。

もしこれが１年間続いたら・・
１０００万円×３６５日となり、
なんと合計で３６億５千万円に！（驚）

さらにＱＲコード決済が
１日に５回、１０回と増えると・・

もう一度言いますが、
これって、
直接何かの商品を買ったとか、
サービスを受けたその代金とかじゃなく、

あくまで決済を取り次ぐ際に発生する
『手数料』です。

これで、
みんなが競うように参入してる理由が
よく分かりましたよ（笑）

ちなみに、
この『ＱＲコード』を開発したのは、
自動車用電装品メーカーの
『デンソー』なんだそうですが・・

世の中に、
ここまで利用されることを
想定してたのか、いなかったのか・・
どっちかは分りませんが、とにかく、

ＱＲコードについては、
『特許』を出願してなかったという、
興味深いエピソードがあるんですね〜（笑）

関谷はやと

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