どのスタイルで行きますか?
From:関谷はやと
プライベート・デスクにて。
三栄自動車のように、
車のメンテナンスもやってるお店にとっては、
車を買ってもらうだけじゃなく、
『修理』に入庫してもらうのも、
大切な収益元となってます。
と同時に
『収益』を持続させるためには、
ある程度の『経費』をかけることが
必要となってきます。
この話は、
TVに登場してるような『評論家』とか、
どこかの『教授』や『博士』の言葉じゃなく、
実際に、
朝から晩まで一年中、
ビジネスと向き合っている僕のような、
自称『経営者』が言ってることなんで、
あながち間違いじゃありませんよ!(笑)
そこで大事なのが、
かける経費の『内容』なんですけど、
つい先日、
同じ『乗り物』には違いないんですけど、
車じゃなく『バイク業界』の方で、
興味深いことがあったんで、
あなたに紹介したいと思います。
以前にもこのメルマガでお話ししましたが、
バイクメーカーの『ホンダ』が、
排気量250CCを境に、
それ以上を扱うお店を『ドリーム店』
それ以下のを『コミューター店』
という風に
一定の基準を設定するようになりました。
理由は、ユーザーの『専門性』や
『趣味性』に対応するためなど、
色々ありますが、
その中で『ドリーム店』の基準の1つに、
『試乗車』のバリエーションを揃える、
というのがあって、
まあ、言ってみれば、
これがさっき僕がお話しした、
『経費』をかける、というとことですね。
ただ、
このメルマガを読んでくれてる人の中には、
『それって経費じゃなく投資だろ!?』と、
思う方もいるかも知れませんが、
それはビジネスに対する
『考え方(マインド)』の話なんで、
ここでは、あくまで、
新車を販売するために必要な
『試乗車』を買い揃えるという事で、
『経費』とさせてもらいます。
で、一口に試乗車といっても、
例えば排気量250CCのバイクって、
1台で50万円か、もっとします。
それが400CC以上の大型バイクだと、
70万とか80万とか、
100万円を超えるモデルもあって、
そんなのを5台、10台揃えるとなると・・
そりゃあ大変な費用です!
となると当然、
資金力はまず第一に必要ですが、
それだけの規模のお店を支えてくれる
『ユーザー』を増やさないといけませんよね。
そういえば、
ホンダの『ドリーム店』とは異なりますが、
アメリカのバイク
『ハーレーダビッドソン』の販売を
65年間も手掛けてた東京の老舗ディーラーが、
つい先日、倒産してしまいました。
ハーレー自体、
バイクの中では、けっこう人気があって
売れてるバイクではあるんですけど、
それでも、
バイクに乗る人が減少したあおりで、
今までの『経費』の積み重ねが重しとなり、
今回の事態になったようです。
こんな風に『経費』って、
かけた時点と今とで『見通し』が変わってしまうと、
例え年間25億円もの台数ハーレーを売ってても、
うまく行かなくなるんですね〜
そこで、、
この松山で上手くやってくには!?
僕が実際、
目にした事例をお話しする積もりでしたが、、
今日は一旦ここまでにして、
次回お話ししようと思います。
関谷はやと
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