その気にさせといて・・　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

１月３１日の夜は、

『ＳＢＢＭ』と呼ばれる、
まれに見る『皆既月食の夜』でした。

ちなみに、この『ＳＢＢＭ』って、
ちょっと前に流行った
『ＰＰＡＰ（懐かしい！）』とは違いますよ・・

知らない人のために、正式な名称を言いますと、
『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』といって、

ポーカーの『ロイヤル・ストレート・フラッシュ』とか、

マージャンでいう『国士無双』に匹敵するくらい（笑）

珍しい上に、華やかな条件がそろった、
皆既月食の中でも希少性の高い月食のことで、

まさに『キング・オブ・皆既月食』だったんですね〜

前置きが長くなりましたが・・（笑）

ただ、、僕が住んでいる松山周辺では、

あいにくの曇り空だったため、

残念ながら『天体ショー』という感じで、
最初から最後まで観れた訳じゃありませんでした。

そんな訳で、後日インターネットの映像を探していたら、
東京では見事に晴れてたようで、
『スカイツリー』を背景にした月食が観れました。

ところで、、

この皆既月食の話題で盛り上がっている時、

ふと気になって思い出したのが、

アメリカの電気自動車メーカー
『テスラ』の創業者、
イーロン・マスク氏が主催する、
『Ｘプライズ財団』が運営していた、

『民間機による月面着陸探査レース』です。

賞金総額がなんと！
３０００万ドル（約３３億円）というこのレースには、
インターネット検索最大手の『Ｇｏｏｇｌｅ』が
スポンサーになっていたこともあって、

当初はめちゃくちゃ話題になってたんです・・

しかし、つい先ほど、

このレースの行方を調べてみたら、

当初エントリーしていた、

出場チームの資金難や、
打ち上げの進行遅れなど、様々な理由で

『今の時点で、どの出場チームも月面到達は無理！』
とのことで、

今年の３月３１日をもって、
『月面着陸探査レース』は終了するんだとか・・

言い方は上品じゃありませんが、

僕たちサラリーマンが、

日夜足しげく通った挙句に、

結局何ごとも起こらなかった・・という、

『キャ○クラ』の世界と同じじゃないかと・・（笑）

これってつまり、

思いっきり手間とお金をかき集めておいて、

最後は実質尻すぼみになるという、
典型的な『フェードアウト』じゃないですか！（泣）

もしこのプロジェクトを、

日本のどっかの企業がやってたとしたら・・

間違いなく『キャバ嬢』もとい！
『サギ』だと叩かれるでしょうね〜

それにしても、

人類が初めて月面に着陸されてから、
もう５０年が経とうとしているのに・・

そう考えていると、

もしかして！
あの時（１９６９年）の出来事って・・

こんなことを言うと、
『お前は先人に対して敬意を示さないのか！』と、
怒られそうですが・・

あれって本当に成功してたんでしょうかね・・

確かに『宇宙開発技術』といえば、

国家プロジェクト級で取り組んで、

やっと実行できるくらいハードルの高い事業なんで、

この１０年ほどとはいえ、
世界中の民間企業がいくら優秀になったといっても、

すぐに成功できるものじゃないのは、
素人の僕でも分かります。

でも、１９６９年当時と比べたら、
はるかに高度な技術を手に入れた現代においてさえも、

まだまだ到達不可能な月の世界って、

実際には
超ハードルの高いチャレンジだったんじゃないかと、

『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』の、

神秘的な映像を観てたら、改めてそう感じましたね〜

関谷はやと

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