ここで自動運転タクシーが登場！　

From：関谷はやと

車業界向けの日刊紙に、
ホンダとアメリカのＧＭ
（ゼネラル・モーターズ）が、
自動運転レベル４の車を使った
タクシーサービスを２０２６年に開始する、
という記事がありました。
（レベル４：特定条件下における完全自動運転）

しかも、そのサービスを展開する場所が
『東京都内で』というから驚きです。
記事によると、当初は数十台規模でスタートし、
早い段階で５００台規模の自動運転タクシーを
稼働させる目標だそうです。

ちなみにタクシーといえば、
僕が住んでいる松山でもそうですが、
コロナ禍でタクシーの需要が激減したこともあり、
タクシー事業者は、
車両台数やドライバーを減らして対応したり、
事業そのものを廃業する所もありました。

ところが、世の中が以前のように動き出すと
今度はタクシーの台数やドライバーが足りない！
という事態になってしまったんですね〜

そこで、
以前このメルマガでもお話ししましたが、
免許制度を規制緩和して、
若年層がタクシードライバーを
目指しやすい環境にしたものの、
すぐには育成できないのが現状です。

こうした背景もあるので、
今回自動運転タクシーサービスを開始する
というニュースには、利用者の視点で見れば
期待できるんじゃないでしょうか・・

というのも、自動運転にすることで、
ドライバー不足問題が解消されますし、
同時にドライバーの慢性的な長時間勤務も
解消できます。

さらに自動運転ということは、
カーナビが指定するルートに沿って
タクシーが走る訳ですが、、

有人のタクシーみたいに、
もし渋滞にでも巻き込まれたら、乗客に
『あっちのルートの方が早いだろ！？』
なんて言われずに済みますからね。

乗客にしても、相手が機械モノの場合、
『あれこれ注文を付けても通じないしなあ』
そう思うはずです。

すると乗客は
移動している間に冷静さを取り戻し
言いたいことも収まってくるはずなので、
よく話題になる
『タクシー車内での暴言』
みたいな問題も起きなくなると思います。

そうやって考えていくと、
かえって自動運転に任せておいた方が、
車内でのコミュニケーションも
円滑に進むのかも知れない・・
何とも皮肉な感じがしますが、
これが現実なんでしょうね。

関谷はやと

 
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