暑い時期に起こりやすい現象　

From：関谷はやと

昨日テレビニュースで見たんですが、
神奈川県内のパチンコ店に併設された
２階建ての立体駐車場に停めていた車が
突然燃え出したことから場内に燃え広がり、
１００台以上もの車が火災に遭ったそうです・・

出火原因は今後判明してくるでしょうが、
特に夏場って、例えば
車内の窓際付近にあるドリンクホルダーに
透明な飲料水が入ったまま放置するだけで、
ペットボトル（と飲料水）が
虫眼鏡のレンズのように作用して、
それで焦点が合ってしまうと車内が燃えたり、

エンジン車の排気管に（マフラーなど）
ビニール袋のように可燃性の高いものを
走行中に巻き込んで付着したまま駐車すると、
それが原因で出火したり、

似たようなケースでは、
劣化やメンテナンス不良により、
エンジンから漏れ出たエンジンオイルが
排気管などに付着した場合にも
同様の車両火災を起こすことがあります。

またエンジン車ばかりじゃなく、
ＥＶやＨＶといった大容量の電池を（バッテリー）
搭載している車でも、気温の高いこの時期、
場所によっては周囲の温度が気温以上となり、
バッテリー本体の冷却機能が追い付かず、
バッテリーが異常に熱を帯びてしまうんですが・・

バッテリーの性質上、規定以上に熱を帯びると、
バッテリー内部がショート（短絡）したようになり
電気が流れ続けることで、さらに熱を帯びてしまう
『熱暴走（ねつぼうそう）』という現象を起こし、

それが熱源となって、
車両火災に至るケースがあります。

これも気温の高い夏場に起こりやすい現象で、
特に大容量の電気が流れている車は、
電気で作動させた装置が常に熱を発するため、

駐車場に停める際には出来る限り
直射日光の当たらない風通しのよい場所を
選ぶようにしたいですね〜

いつもこのメルマガを読んでくれているあなたも、
駐車の際には十分お気を付けください！

関谷はやと

 
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