水素燃料は○○の次 

From:関谷はやと


『トヨタのFCV MIRAI』

『水素は電気の次じゃなかな・・』
こう話したのは、今から30数年前、
僕と一緒にトヨタに入社し現在では、
車両開発現場の責任者を務めている
エンジニアの言葉です。

ちなみに、
水素とか電気という言葉の意味は、
エンジン車で使われるガソリンの次に
どんな燃料(物質)が主流になるのか?
という話の中から出たもので、

あくまで世間話の最中に、
個人的な感想として出た言葉ですが、
それでも実際の開発現場にいる人が、
そう感じているんですから、
将来の方向性としては有ると思います。

ところで、
現時点で水素が車の燃料として
どのように使われているかというと、
大きく2通りあって、まず1つ目が、
水素を空気中の酸素と反応させて
その際に発生する電気を使って走るEV
『FCV(燃料電池車)』があります。
(FCV:フューエル・セル・ビークルの略です)

そして2つ目が、
水素の特徴である可燃性を利用することで、
ガソリンと同様にエンジン車の燃料として
燃焼させる方法があります。

そこでFCVとエンジン車の
どちらの方法が優れているのか?
あるいは実用的か?についてですが・・
現状では、それぞれに長所や短所があって、

まずFCVの方は従来のEVには無い、
水素と酸素を反応させて発電する装置があるため、
全体の構造が複雑になることです。
そして、それはそのまま車両価格に反映されます。

一方でエンジン車は燃料の種類を
ガソリンから水素へと代えるだけなので、
ガソリン車と全く同じではないものの
従来型のエンジンがそのまま使えるため、
FCVと比べシンプルな構造変更で済みます。

ただ、現時点で比較対象モデルが少ない
という前提ですが、燃費性能を比べてみると、
(同じ水素の量で何km走ることができるか?)
FCVの方が圧倒的に優れています。

つまり、
FCVにもエンジン車にも長所短所があり、
現段階では、まだまだ発展途上の段階なので、
現実的に考えても、やはり水素は
電気(EV)の次なんでしょうね。

関谷はやと

 
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