レジでの風景　

From：関谷はやと

最近は買い物をしても、
すっかり慣れてしまった感のある
『レジ袋はどうなさいますか？』
というフレーズですが、

レジ袋が有料化されたことによって、
これまで無料で提供していたお店の収益は、
果たして良くなったんでしょうか？

たしかに、
毎日５００人のお客さんが買い物に訪れる
お店であれば、レジ袋１枚に５円頂いたとして、
１日あたり２５００円の収入となり、
それが１ヶ月（３０日）で７万５千円、
年間だと９０万円になります。

今まで無料提供していたことを考えれば、
年間９０万円持ち出しだったレジ袋が、
有料化によって９０万円の収入になるので
その差１８０万円は大きいですが・・

でも、お店がその収入を得るために
レジの店員さんは
『レジ袋はどうしますか？』と、
お客さんに確認する仕事が増え、
じゃあその分、店員さんの時給や給料に
反映されているのか？といえば、
大抵のお店は『ノー』じゃないかと・・

まあ、そもそも
レジ袋の有料化を進めた政府にすれば、
『使用量を削減する』のが目的なので、
そこでどんな事態が起こるか？については
関心外のことなんでしょうね〜

で今回、なぜこんなことを
あなたにお話ししてるのかというと、

実は先日、
専門業者向けのホームセンターに
材料や道具を買いに行った時のこと、

レジの店員さんが
当たり前のように商品をレジ袋に詰め、
『はい、どうぞ！』と手渡してくれたんですね。

これってレジ袋が有料化される前までは、
どのお店でも見られた光景だと思いますが、

最近はどのお店で買い物をしても、
『レジ袋はどうしますか？』
『お願いします』『では〇円となります』
あるいは『結構です』というやり取り・・

さらにお店によっては
（レジ袋の大きさが）
『３種類ありますがどれにしますか？』
と尋ねられる場合もあって・・

僕みたいに気の小さな者は
小さいレジ袋を選んだばかりに、
全部入らなかったら恥ずかしいので、

（何を謝ってるんだ！？というのは抜きにして）
『スイマセン全部入るのにしてください・・』
と答えてるんですけど、、
もはや会話が成立してないですよね（笑）

こうしたやり取りに、
疲れ果てていたのもあってか・・
この時は目の前にいるレジの店員さんが、
『超気が利くスーパー店員さん』
のように思えましたよ。

関谷はやと

 
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