中国EVメーカーの現状(その2)
【EV関連企業をはじめハイテク企業が
集まってる中国西部の柳州市】
先日、このメルマガで
現在、中国には大小様々な規模の
EVメーカーが500社以上も存在していて、
その様子は戦後の日本にバイクメーカーが、
(自転車に取り付けるエンジンも含む)
283社も存在していたのと重なっている、
というお話しをしました。
ちなみに
僕が知っている限り現在の日本には、
ラインアップとしてEVも作っている
というメーカーはあるんですけど、
純粋にEVだけを作っているメーカーが、
実は1社も無いんですよ。
まあ、これはこれで驚きなんですけど・・
その理由は、
今の日本の自動車メーカーの成り立ちは、
さっきお話ししたように自動車・バイクを含めて
エンジンからスタートしたという背景があり、
しかも世界中に市場を持つ規模にまで
成長しているため、エンジン車と比べると
まだ普及すらしていないEVに対して、
自社の経営資源を全て注ぐ訳にはいかない、
という事情があるからです。
じゃあ中国はどうなんだ?・・というと、
現在のような経済体制になってから、
実はまだ40年も経ってなくて、
それ以前の自動車メーカーは国有か、
国が関与した合弁会社だけしか無く、
そのため
最新の技術を導入した車を売ろう!
みたいな競争原理も働かなかったので
海外の自動車メーカーと比べれば、
技術的に出遅れ・見劣りしていました。
ところが、その後
中国の採った経済政策の成果が出始め、
人々は車を買い求めるようになりますが・・
ただ自国で車を作るにも、エンジン車では
すでに海外メーカーとの差が大きく、
国内の自動車産業は成長できません。
そこで中国は、
車も市場もこれから普及・発展しそうな
EVにターゲットを絞りました。
その結果、
国の後押しがあるなら!という背景もあり、
中国国内には500社以上もの
EVメーカーが存在することとなりました。
そう考えると中国の自動車メーカーは、
エンジン車の進化や発展を経験しないまま、
EVへ進んでいった、といえます。
関谷はやと
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