中古車輸出データを解説します
自動車業界向けの日刊紙に、
日本から海外に輸出された中古車が、
昨年1年間でどのくらいあったのか?
というデータが載っていました。
それによると、
何と123万5660台もの中古車が
世界60か国以上の国々に向けて
輸出されていたんですね〜(驚)
ちなみに一番多く輸出された国は、
21万3522台のロシアでした。
次いでUAE(アラブ首長国連邦)が
15万560台で2位となっていて、
この2か国だけで全輸出台数の
およそ3割を占めていることになりますが、
そうなった大きな理由として、
ロシアの場合、本来車は右側通行のため、
左ハンドルになっているんですけど、
右ハンドルでも輸入してOKなので、
近くて品質の高い日本で生産された
中古車の人気が高いんですね。
次にUAEですが、
ロシアとは少し事情が異なっていて、
どの国からUAEに向けて輸出をしても、
比較的関税が安く設定されているため、
中古車だけじゃなく車の中古部品も
UAEに集まる流れが出来ています・・
それに加え移民労働者の受け入れ面でも
他国と比べ制限が緩やかなこともあって、
世界中の国々からバイヤーや作業員といった
中古車ビジネスに携わる人々が集まり、
中古車再生の国際拠点となっています。
そのため日本から輸出した中古車を
右ハンドルから左ハンドルに改造するのも
けっこう盛んに行われているという話を
以前、現地と交流のあるバイヤーから
聞いたことがあります。
そういえばこのメルマガでも
僕が同業者の仲間と一緒に
左ハンドル車への改造にチャレンジしたけど、
部品の調達が出来ずに断念した・・
というお話しをしましたが、
日本の場合は、
関税以外にも様々な規制があって、
左ハンドル車への改造に必要な部品を
入手する際のコストが高くなってしまい、
採算が出ないんですね〜
いっそのこと日本の道路も
車は右側通行になってくれれば、
必然的に左ハンドル車になり、
日本でも国際的な中古車ビジネスが
もっと身近になるんですけど。
なぜ日本を始めとする少数の国々では、
右ハンドル車になっているのか?
この辺りは諸説ありますが、
実は長年車業界にいる僕にしても、
明快な理由を知らないんですよね〜
関谷はやと
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