今年もあのイベントに参加してきましたよ　

From：関谷はやと

いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも、
毎年この時期の話題になっていますが、

昨日（１１月２７日）は、
松山市内にあるコミュニティセンターで、
小中学生を対象にした職業体験イベントに
地域の自動車整備業界の代表として
僕たちメカニック仲間で参加してきました。

ちなみに今回のイベントでは、
自動車整備業以外にも建設業、学校、医療、
パティシエ、航空業、自衛官、警備業、
エンタメのほか地元のプロレス団体（驚）や
サッカーチームなど、実に多種多彩な
５０業種もの出展となりました。

また、
このイベントに参加する子供たちにとっては、
自分たちの身近にいる大人以外から、
様々な職業についての話が聞けたり、
どんな仕事内容なのか？を実際に体験できる
またとない機会ということもあって、
参加するにも
高い競争倍率の抽選があるそうです・・

そんな訳で僕たちも
夏頃から打ち合わせや準備を進め、
今年もタイヤやバッテリーといった
本物の自動車部品を使った整備体験のほか、
タイトルの写真にもあるように、
実物のエンジンをカットしたモデルを使って
エンジン作動の仕組みを説明したり、

もう一つの目玉として今年は、
ＶＲ（バーチャル・リアリティー）機材を使って、
実際の整備工場で仕事をしている様子が
体験できるようにしました。

体験後、子供たちの感想を聞いてみると、
どのメニューにも
それぞれ興味を持ってくれたようでした。

さっきもお話ししましたが、
このイベントに参加するには抽選があるので、
当然、希望した職種が体験できなかった・・
というケースもあり、そんな子供たちにとっては、

いきなりメカニック体験などと言われても、
あまり興味や関心が沸いてこないんでしょうね。

ところが、
会場にいるメカニックのほとんどは、
会社で責任ある立場で仕事をしている人や、
自分で工場を経営している人たちばかりなので、

メカニックとしての技術が優れているのはもちろん、
今回のイベントを通じて１人でも多くの子供たちに
メカニックを目指して欲しい・・という、
真剣な気持ちで取り組んでいたので、

最初は興味を示してなかった子供たちも、
その真剣さに、いつの間にか引き込まれて、
初めて自分の手で整備を終えたあとには、
歓声を上げていました。

こうした風景を見るたび思うのは、
本来メカニックという仕事は
完成した時の喜びや誇りが持てる職業なんだと・・
逆に、この点は子供たちから学ぶんですよね。

関谷はやと

 
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