高級車にふさわしいエピソード　

From：関谷はやと

創業からおよそ１２０年という伝統とともに
昔から高級車の代名詞としても有名な
イギリスの『ロールス・ロイス』から来年秋頃
初のＥＶモデルが投入されるそうです・・

ついにロールス・ロイスまでもが、
ＥＶを販売するようになるんですね〜

ところでロールス・ロイスといえば、
長い歴史のあるブランドだけに
様々なエピソードがあって、中でも有名なのが
『時速６０マイル（約１００ｋｍ）で走る
新型ロールス・ロイスの車内で一番の騒音は
電子時計の音だった・・』
というセールス・コピー（広告文）です。

英文を日本語に訳しているため、
『時速６０マイルで走る新型ロールス・ロイスの
車内で唯一聞こえるのは電子時計の音だった』
みたいな表現もありますが、どちらのコピーも
ロールス・ロイスの静粛性をうまく伝えています。

この広告によって超高級車にもかかわらず
ロールス・ロイスの売り上げが急増したそうなので、
優れたセールス・コピーがいかに強力であるか、
というのを証明するエピソードだと思います。

もう一つ有名なのが、
ある富豪がロールス・ロイスに乗って
砂漠を横断する旅に出たそうです・・
しかもオフロード仕様ではなく、
ノーマルのままでという無謀な計画でした。

案の定、ロールス・ロイスは暑さの影響により、
砂漠のど真ん中で動かなくなってしまいました。

困った富豪は非常用無線を使って
ロールス・ロイスに事情を伝えたところ・・
なんとヘリコプターに代わりの新車を吊るして
富豪の待つ砂漠へ駆けつけたんですね（驚）

おかげで富豪は、
無事に砂漠横断の旅を終えることができ、
後日、お礼と修理費用の件もあり
ロールス・ロイスに電話路入れたところ・・

『当社でそのようなサービスは行っておりません』
と回答されたそうです。

『でも、たしかに砂漠のど真ん中まで、
代わりの新車とともにヘリコプターで
わざわざ来てくれたじゃないか！？』

そう富豪が問い返すと、
再びロールス・ロイスが、
『お客様、ロールス・ロイスは故障しません！』
と言われたそうです・・

『私、失敗しないので・・』みたいな、
どっかで聞いたことがあるセリフですが（笑）

ことの真偽は別としてロールス・ロイスが
顧客に向けたサービスの手厚さを物語る
有名なエピソードじゃないかと思います。

さあ今回初となるＥＶモデルで、
ロールス・ロイスはどんなエピソードを
僕たちに語ってくれるでしょうか？
とても興味深いですね〜

関谷はやと

 
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