なぜ売れ続けるのか?(しかも圧倒的に)
今では軽乗用車の中で、
もっとも人気の高い形状と言われている、
『ハイトワゴン』というタイプの車ですが・・
OEM(他社ブランドの受託生産)を除くと、
現在、自社で軽自動車を製造しているのは、
スズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱の4社で、
当然4社ともハイトワゴンを作っていますが、
車業界でビジネスをしている僕から見ても、
冒頭の写真の通り、どのメーカーの車も
同じように見えてしまうんですよね〜
ところで、その4社の中で、
後席ドアがスライドドア式になっている
ハイトワゴンを一番最初に販売したのは、
どのメーカーの何という車名か知ってますか?
答えはホンダの『NーBOX』で、
2011年に初代モデルが発売されて以来、
ハイトワゴンのカテゴリーでは、
常に販売台数トップの座にあります。
(写真の左側、白い車です)
ちなみに
今年1〜8月までの累計販売台数を見ても、
2位のスズキ・スペーシア(約6万3千台)
と比べN−BOXは、ほぼダブルスコアに近い
13万2千台を販売しているんですね〜(驚)
じゃあN−BOXだけが、
何でそんなに売れるのか?
つまり販売競争で言うところの
『商品力が強いのか?』になるんですけど・・
まあ、これが分かれば、
どのメーカーも苦労しない訳で・・(笑)
どうしてなんでしょうかね〜?結果論ですが
人気があるとしか言いようがありません。
そこで僕なりに考えてみたんですけど、
最初にお話しした通り、
ホンダN−BOXは軽自動車の中で、
それまで世の中に存在してなかった
後席がスライドドア式のハイトワゴンとして
販売されたモデルです。
つまり、誰も手を付けてこなかった
新たなカテゴリーを開拓したといえます。
ということは、想定されるユーザーや
車の形状、使い勝手、必要な性能や機能など、
車そのものの『商品コンセプト』も、
N−BOXが一番確立できているんですよね。
言い換えると『N−BOX』というモデル自体が、
常に軽ハイトワゴンの基準となっている訳で、
そのため、たとえ時代や流行が変化しても、
それに対してN−BOXなら、こう表現します、
という手法が通用するからじゃないかと。
もちろん、
的確なマーケティング活動が(市場調査・分析)
出来ているという前提ですけど、
ビジネスにおいて『基準』となることが、
いかに強力で有利に作用し長続きするかが、
よく分かる事例だと思います。
関谷はやと
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