ＣＥＶ補助金終了となるか！？　

From：関谷はやと

２か月ほど前に発売されてから話題となり、
今も好調な受注が続いている軽乗用車ＥＶ
日産サクラと三菱ｅｋクロスＥＶ、

ちなみに好調となった背景には、
『ＣＥＶ補助金』として政府から
５５万円もの購入補助金が出る
というのも理由の一つじゃないかと思います。
（ＣＥＶ：クリーンエネルギー自動車の略）

このおかげで、
例えば購入総額３００万円になるところを、
申請すれば５５万円もの補助金が
後から購入者の元に戻ってくるので、
実質５５万円引きで購入できることになります。

補助金の対象となる車種は、
この車以外にもたくさんありますが、
いずれにしても、
日本の乗用車の約半数を占めるともいわれる
軽乗用車に新型ＥＶが発表されたという
話題性も手伝って売れているんですね・・

ところが先日、その補助金に
予算達成の目途がついたということで、
当初の予定通り、今年１０月末をもって、
補助金は終了する見込みとの発表がありました。

そもそも補助金というのは、
国の予算として初めから金額が決まっているので、
予算が上限に達した時点で終了となることは、
事前にお店から説明を受けているんですけど、、

とはいえ、
すでに車を注文している人の中には、
補助金が出るんだったら買ってもいいな・・
そう思って注文した人も多いはずなので、

１０月末までに納車されないのなら、
（つまり、補助金を受けられないのなら）
注文をキャンセルします！というケースも
一定数出てくると思います。

まあ、、さっきもお話ししましたが、
補助金の性質からすると、
『絶対受けられる』という事では無いので、

本来であれば、
『ＣＥＶ補助金』が出るに越したことはないけど、
無くてもＥＶを買いますよ、
となって欲しいんでしょうけど・・

ただ今回の場合は、
車両価格に対する補助金の額が大きいだけに、
中々そういう訳には行かないのが本音です。

今回のＣＥＶ補助金のように、
国や自治体からの補助金が関わるケースの
購入心理を考えてみると、
車を購入するというより、どちらかといえば、
『元本割れする場合もございます・・』といった
金融投資している方に近い感覚がするのは、
僕だけでしょうか・・

それだけ、
ＥＶそのものに対する世の中の認知度は、
まだまだ懐疑的な要素が大きく、
それがそのまま、現時点での
エンジン車との差になってるような気がします。

関谷はやと

 
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