タッグを組むには理由があります 

From:関谷はやと


以前このメルマガで、
日本でEVが広まっていくのは荷物を運ぶ車、
しかも、その中でも軽商用車からだろう・・
みたいなお話しをしたんですけど、

どうも来年あたりから、
その方向で進んでいきそうな気配が、
車業界向けの日刊紙に書かれていました。

記事によると、
軽自動車メーカーのスズキとダイハツ、
それにトヨタ自動車とトラックメーカーの
日野自動車、いすゞが共同で設立した
次世代小型トラックの企画・開発をする会社の
計4社が、物流における最終行程となる
『ラストワンマイル』の部分に、

共同で開発した軽商用EVを導入し、
パートナー企業に活用してもらう実証実験を
来年から開始するんだそうです。

さらに、その後は、
実証実験で使った車をベースにした市販車を
順次発売していく予定なんだとか・・

ちなみに、
現在、日本の自動車メーカーの中で
軽自動車を主力商品にしているのは、
スズキとダイハツの2社なので、

その2社が同じEVを販売するということは、
軽商用EVの分野で競合となるのは、
もはや同じ自動車メーカー同士ではなく、

『ファブレス企業』と呼ばれる
生産部門を持たない新興のEVメーカーが
競合となることを意味しています。

ちなみに、これら新興EVメーカーは、
大手の物流・輸送会社と提携して、
各社の物流システムに合わせた
専用の仕様で開発した軽商用EVを
展開しようとしています。

つまり、既存の自動車メーカー、
新興のEVメーカーの両者とも、
この段階では、市販車のように
幅広い顧客層に対応した車じゃなく、
あえて特定の企業や業種に絞り込むことで、
開発スピードを早めているといえ、

その段階を経た上で共通化できる部分や
様々な用途に対応する汎用性を持たせた
市販車を作ろうとしているんじゃないかと・・

ちょっと乱暴な例えかも知れませんが・・
EVって電池とモーターがあれば、
エンジン車よりも簡単に作れてしまうんですけど、
それが逆に差別化しにくい車となっています。

そうやって考えていると、
これとよく似たパターンで進化した商品に
パソコンがあるなあと思いました。

パソコンも、情報を処理するCPUと
情報を保管するメモリーがあれば作れるので、
新興パソコンメーカーの参入が進むのと同時に、

それまでパソコンを作っていた、
大手のパソコンメーカーや電機メーカーは、
ほとんどが撤退してしまいました。

まあ、EVとパソコンでは使い道が違うので、
同じようになるとは思いませんが、、

それでもEV参入へのハードルが、
低くなったのは確かなので、
既存の自動車メーカーが
共同で軽商用EVを開発するのも、
新興EVメーカーに対する危機感の表れ、
だと思います。

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です