その赤字を何とかしろっ!的な話
全国メディアでも取り上げられたんですが、
先日、四国圏内を運行しているJR四国の
2020年度収支が発表され、
コロナ禍の影響もあって乗客数が落ち込み、
131億円もの赤字となり、
しかも全ての路線が赤字だったんですね・・
具体的には、
JR四国が100円の収入を得るのに
一体いくらの費用が必要なのか?というのを
路線ごとに算出したデータがあって、
それによると通勤路線にもなっている
松山〜今治(いまばり)間で233円、
最も費用の高かった路線では1401円と、
赤字の規模は、かなり深刻です・・
ということは、乗客数の増加だけで、
赤字を出さないようにしようとすると、
松山〜今治間で今の2.3倍、
最も高い路線だと14倍!?にもなり、
いくらコロナウィルス感染拡大の影響が、
当時より落ち着き、乗客数が回復したとしても、
普通に考えれば到底無理な数字です。
そのためJR四国では、来年の春から
運賃の値上げへと踏み切ることになりました・・
ただ四国の場合、公共交通機関を
JRだけに頼っている地域もあり、
赤字路線だからといって即廃線にします、
という訳にもいかないので、
その状況を分かっている地元地域は、
『まあ値上げもしょうがないよね・・』とか、
『廃線になるよりは余程マシでしょう』
といった受け止め方が大半のようです。
となると、この状況にふさわしい
『事業計画』というのが必要となります。
こうした事例は、ビジネスにおける
問題解決のトレーニングにもなるので、
僕なりに考えてみましたよ。
全路線が赤字になっているとはいえ、
乗客数がゼロではないので、
まずは黒字化しやすい路線から
手を付けることにします。
そこで通勤利用者数の多い路線に
焦点を絞って便数を増やすと同時に、
定期券に限って料金を値下げします。
というのも定期券って、
買った人が電車に乗ろうが乗るまいが、
先にお金を払ってくれているので、
売れれば売れるほど即収益となります。
だとすれば、
既に設定している定期券割引より、
多少値引きしても、
先に収入を得ておいた方が、
資金面での余裕が生まれますよね。
ただ、値下げといっても
常に値下げする訳じゃなく、
年度の変わり目とか四半期ごとといった具合に、
定期券への需要が高まる時期を狙って、
値下げする期間を設定します。
期間を設定するのは、
大幅に値下げせずに需要を集めるための
一種のテクニックです。
これで、従来の利用者以外に
定期券を買ってくれる人が増えれば、
新たな需要を拓いたことになります。
関谷はやと
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