沖縄の車道が右側から左側通行になった時 

From:関谷はやと


5月に入ってから様々なメディアが、
今年は沖縄が日本に復帰してから50年目、
という話題を取り上げるようになりました。

細かな経緯については他に任せるとして、
当時アメリカ軍の統治下にあった沖縄が、
50年前(1972年)の5月15日、
日本に返還されたのを機に、

車に関することといえば、
アメリカでは右側通行、
日本は左側通行という具合に
車の通行区分が違っていたため、
それまでの沖縄では、
車が道路の右側を走っていたんですね。

ところが、
1つの国には1つの通行区分と決められた
『道路交通に関する国際条約』
というルールに従って沖縄県は左側通行へと
変更しなくちゃいけなくなりました。

まあ、口で言うのは簡単ですけど・・
この時点で沖縄に敷かれている道路は、
すでに4000kmにも及んでいたので、
実際には国家レベルともいえる事業規模

ちなみに、その当時の様子は、
『沖縄730道の記録』という記録映像で、
沖縄県の公式チャンネルに残されていて・・

それによると、
沖縄県を走る車の左側通行開始は、
日本に返還されてから5年後となる、
1977年7月30日の
午前6時から実施されることになり、
その時に向けての準備が始まりました。

ところで、
実際の切り替えに要した日数って、
準備期間を除くと何日位だと思いますか?

有名なエピソードなので知っている人も
いるかも知れませんが・・
何と前日(7月29日)の午後10時に
全面通行止めを開始してから
翌日午前6時までのわずか8時間で
切り替えを完了したんですね(驚)

そのため、左側通行用の
道路標識や信号機を事前に設置したり、
道路に引かれた白線を事前に変更しておいて、
運用開始当日まではカバーを掛けるなど、
右側通行をしながらの準備だったそうです。

さらに一番大切なのは、
実際に沖縄県で暮らしている人々に向けて、
交通ルールがどう変わるのか周知していないと、
危なくて外に出られないですよね。

そしてもう一つ、車に関して言うと、
車が道路を走るのは昼間ばかりじゃないので、
夜間、ヘッドライトを点灯させた際の
光の向きも左側通行用に変更する必要があり、
この作業は、三栄自動車のように、
ヘッドライトの向きの測定や調整をする許可を得た
自動車整備工場でしか実施できません。

ちなみに僕は、その当時の様子を
テレビで見た記憶が薄っすらと残っていて・・

いま現在、僕がこうして、
車に関わる仕事に携わっているのも
その時の縁かも知れませんね〜(笑)

関谷はやと

 
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