今のテスラがあるのは○○のおかげ・・かも 

From:関谷はやと

 

テスラのボディー製造工場

最近は生産ラインで車を作っている様子が、
YouTubeなどでも
気軽に見ることが出来るようになったことで、
どこかが優れた生産システムを採用すれば、
すぐ他社にも導入されるようになりました。
(あくまで生産規模が同じ場合です)

そのため、
前回までのメルマガでお話ししたような、
独自の工作機械や生産工程、
生産ラインに携わる作業員のスキルといった、
システム面だけでは、
他社と比べて品質や効率面での
優位性を保てにくくなったんですね。

そう考えると
既存の自動車メーカーじゃなくても
車を量産できる可能性が高まったとも言え、

典型的な成功例として挙げられるのが、
2003年の創業ながら、
今では年間100万台ものEVを
生産するまでになったアメリカのテスラです。

でも、実際に
車の大量生産に関わっていた僕としては、
今まで車など作ったことも無い
新規参入企業が、途中での失敗はあるにせよ
わずか十数年の創業期間で
年間100万台もの車を作れるようになるなんて、
ミラクルとしか思えないからです。

そこでテスラについて調べてみると、、

創業は2003年でしたが、
実際に車を作り始めたのは2009年で、
それまでの6年間は準備期間、つまり
ビジネスモデルで資金集めをしていたんです。

そして2010年、
テスラ初となるEVの生産開始と合わせて、
あのトヨタが、テスラに資本算入し、

以前トヨタが、GM(ゼネラル・モーターズ)と
運営していた『NUMMI(ヌーミー)』
という合弁会社の工場と敷地を提供したことで、
テスラに大量生産の見通しが付いたんですね。

その後トヨタとの資本関係は
2016年まで続きましたが、

その間にテスラは、
トヨタから大量生産に関するノウハウを
叩き込まれたとみて良いでしょう・・

というのも、
いくら魅力的な車を作ることができたり、
高性能な車を開発できたとしても、

その車を大量生産できるようになるまでに、
大抵は資金難とか品質問題とかに直面して、
大量生産の壁を乗り越えることが出来ず
そこで失敗してしまうケースが多いんですよね。

そのことは、
製造過程の動画を見てもらえれば分かりますが、
いくら自動化や機械化が進んだとはいえ、
限られた時間内で大量の車を作り上げていくには、

一定レベルのスキルを備えた作業者が
大量に必要で、
しかも、そのための教育ノウハウも欠かせません。

資金と設備と技術力と人材、
これらを自動車メーカー経営経験の無い人が
ゼロから組み立てていけるはずも無く
その辺を考えただけでも現在のテスラの姿は
トヨタの下支えがあってこそだと思いますね〜

じゃあ、何でトヨタだったのか!?
については、また次回以降の機会で・・

関谷はやと
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