自動運転システムの競争が激化しています。 

From:関谷はやと


車業界向けの日刊紙に、
カーエレクトロニクス・
音響機器メーカーのパイオニアが、
自動運転車に使われるレーザー発光装置
LiDAR(ライダー)の開発から撤退する、
という記事がありました・・

『LiDAR』については、
先日このメルマガでもお話ししましたが、
車載式の赤外線レーザー発光装置によって、
対象物までの距離や大きさ、
形状などを測定したデータと、
カーナビの地図データとを照合させながら、

運転操作に反映させるための装置で、
人間でいう目の役割を担っている装置、
とも言われています。

でも実際にイメージとして近いのは、
暗闇でもぶつからずに飛ぶことが出来る
コウモリの超音波器官じゃないかと思いますが・・

まあ、それよりも、
車の自動運転が普及していくのはこれから、
という段階の中で、以前、2022年頃には
1万円程度の小型LiDARを実用化する、
という計画を発表していたパイオニアが、
LiDARの開発から撤退を決めたニュースは、
ある意味衝撃的でした。

ただ逆にいうと、
それだけ研究開発やコスト競争が激しく、
また、さっきもお話しした、
カーナビ側の地図データの高精細化が、
実は中々進まないのも理由の一つなんですよね。

そんな訳で今後パイオニアは、
通信型カーナビを通じて得たデータなどの
ソフトウェアを活用したビジネスに
投資資源を集中させていくそうなので、

LiDARみたいに
どちらかといえば車寄りだった装置の
研究開発や製造をする企業から、
ソフトウェアやアプリの開発・活用へと
経営方針を変えることで、

よりユーザー(ドライバー)寄りの企業へと
転換を図っているのかも知れませんね。

しかし、、LiDARのように、
車の自動運転システムにとっては、
基礎的な技術が盛り込まれた製品から、
撤退に至るまでの背景を考えると、、

その分野での業歴はもちろん、
製造メーカーとしてのプライドもある中で、

経営資源を集中させないと、
パイオニア自身が立ち行かなくなるという、
背に腹は代えられない理由だったとしても、
今回は相当な決断だったはずなので、

こういったケースの場合には安易に、
『モノづくりの継承はどうするのか!?』
みたいな評価をしちゃいけないなあ・・
と改めて感じています。

関谷はやと

 
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