ストーリーを使って大逆転したトヨタ
以前このメルマガでもお話ししましたが、
昨年12月14日に
トヨタがメディア向けに行った
『バッテリーEV戦略に関する説明会』
の席上でトヨタの豊田社長は、
2030年にバッテリータイプのEV
(BEV)のグローバル販売台数で
年間350万台(驚)を目指すと宣言し、
それと同時に現在開発中・販売予定の
ラインアップ16台を披露したんですね〜
ちなみに、
トヨタが世界中で販売している車は、
(グローバル販売)乗用、商用を合わせると
約1000万台!?なので、
宣言通りだと、そのうち35%がBEVとなり、
(コンセントを接続して充電するタイプのEV)
従来から展開している
エンジンと電気モーターを組み合わせた
HVやPHVを合わせれば、
電動化率も90%以上になるはずです。
しかも、
それまでに必要なEVバッテリー用の資源も
グループ企業の商社を通じて
すでに確保しているという周到さです。
また、
今回の説明会が開催されるまで、
トヨタに対するBEV展開への評価は、
今年発売されるSUVタイプの
EV1車種のみという状況だったので、
様々な方面から
『EVに消極的じゃないのか!?』
などと言われ続けていました。
ところが今回、
一度に16台ものEVを披露したことで、
『これでEVに本気じゃないと言われれば、
一体我々はどうすればいいのか!?』と、
豊田社長自らが訴えたほど、
トヨタの本気度が伝わると、
それまで世間を占めていた
『EVに消極的じゃないのか』
という声は静まり、
トヨタのEVへの取り組みに対する評価も、
一気に好感へと転じました。
これまでの流れを見ていて僕が思ったのは、
時代劇の水戸黄門とか、
数ある任侠もの(にんきょう)の
映画みたいに・・
どれだけ不利な立場に追い込まれようと、
満を持すまでギリギリまで我慢しておいて、
タイミングが来たら一気に畳みかけるという、
そんな日本人が最も好む手法を用いた
ストーリー性を感じたんですよね。
同時に、説明会開催当日まで、
外部の人たちに感付かれないよう伏せ通した
トヨタの情報をコントロールする能力も
これまた優れているなあと思いましたよ。
関谷はやと
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