トヨタのＥＶ広告戦略　

From：関谷はやと

お正月三が日も今日までで、
明日から仕事始めの人もいるかと思います。

ところで、
前回のメルマガでも話題にしましたが、
今年の箱根駅伝では、
１日目の往路優勝を遂げた青山学院大学が
首位をキープしたまま復路優勝を飾り、
見事総合優勝となりました・・

ちなみに箱根駅伝の場合は、
ちょうど１時間そこそこで選手が代わるので、
観てる間は長編ドラマの感覚なんですけど、

レースが終わったとたんに、
『しまった、これで正月２日目が
（または３日目）半日過ぎてしまった・・』
みたいな、何とも言えない喪失感が
一気に込み上げて来るんですよね〜

まあ、特に急ぐ予定も無いので、
いいっちゃ良いんですけどね・・
しかし箱根駅伝というのは、、
何という罪な行事であろうかと・・（笑）

ところで、、
今回の箱根駅伝の見どころの一つとして、
トップを走る選手の後方に
何やら見慣れないＳＵＶが
ピッタリと追随するように走っていたのに
気づいた人も多いんじゃないかと思います。

またインターネットでも、
『もしかしてあの車は！？』みたいに、
コメント欄を賑わしていたんですが・・

実はこのＳＵＶこそ、先日トヨタが、
ＥＶの事業展開について発表した際、
一番の目玉として紹介されていた
『ｂＺ４Ｘ（ビジーフォー・エックス）』という
ＳＵＶタイプのＥＶだったんですね〜

しかも、まだ発売時期すら
決まっていないモデルにもかかわらず、、
一般の道路を走ることができるように、
『豊田３００み７１−８６』
というナンバープレートまで取得していました。

ちなみに、
日本で自動車が普及し始めた頃って、
何のトラブルも無く箱根の峠を、
越えることができるか？というのが、
車の性能を決める一つの目安だったんですね・・

なので、その点で行くと今回の箱根駅伝で
先導車を務めたトヨタのＥＶも、
発売予定車のプロモーションと
トヨタ初のとなる量産型ＥＶが、

アップダウンの激しい箱根の山道でも
何の心配もなく走れるじゃないか。
そう世間に示すことが出来たはずなので、

ビジネス視点で見れば
お金をかけてＣＭを作るのと同等か、
それ以上の効果を
トヨタにもたらすでしょうね〜

関谷はやと

 
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