箱根から始まる僕の・・　

From：関谷はやと

今年の箱根駅伝で実感したのは、
３年ほど前から一躍話題になった
『厚底ランニングシューズ』で
ほぼ１００％に近い選手が履いていた
という現実です。

ちなみに
長距離走用に厚底タイプのシューズを、
初めて採用したのはアメリカのナイキで、

それまで、
特に長距離走向けのシューズは
より軽くするため、靴底もなるべく薄くして、
そのうえで地面からの衝撃を吸収する、
という素材や構造のものが常識というか、
（あくまで僕みたいな素人の印象ですが・・）
これが完成形のランニングシューズ・・
みたいな状態が続いていました。

それが、ナイキの厚底シューズは
シューズの内部に仕込まれた反発プレートと
厚みのある靴底の角度によって、
足がどんどん前へ前へと進む効果をもたらし、
その結果、好記録が続出し
厚底シューズの実力を目の当たりにすると、

最初は厚底シューズに懐疑的だった
チームや選手も、
それまでナイキ以外のシューズメーカーから
サポートを受けていたにも関わらず、
ナイキ製のシューズを履き始めるという、
長距離競技会に
イノベーションが巻き起こったんですね。

これは長距離走の経験がない僕でも、
ハッキリ分かるくらいの衝撃的な出来事でした。

ただ、、
ナイキ以外のシューズメーカーも
その状況をただ眺めている訳じゃありません。

今回の箱根駅伝でも、
まだまだナイキ製シューズが圧倒的でしたが、
他社製の厚底シューズを履いた選手も
昨年より増えていました。

まあ現代では、こうした新製品も、
コンピューターによる技術解析力が向上し、
あっという間に
先行メーカーに追いつくようになったので、

逆にいうと僕みたいな素人目線には、
どのメーカーのシューズも同じに見えてしまい、
ぜいたくかも知れませんが、、
シューズの違いによってレースがどう動くか？
そういう面白みが少なくなりました・・

となると、ナイキの厚底シューズ以上の
新たなシューズを次に送り出してくるのは、
果たしてどのシューズメーカーなのか！？

僕にとっては、
この楽しみを追い求める１年が、
箱根駅伝をきっかけに始まるんですね〜（笑）

関谷はやと

 
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