（電動バイクの件では）ノーマークでした・・　

From：関谷はやと

 

日本のバイクメーカー『カワサキ』が、
自社のバイクを２０３５年までに
ＢＥＶ（１００％電気モーターのバイク）
もしくはエンジンとモーターを組み合わせた
ハイブリッド車にすると発表しました。

しかも、
大型バイク（排気量４０１ｃｃ〜）には、
効率に優れている水素を燃焼させるエンジンの
研究も進めているそうです。

僕も感覚的には、バイクの方が、
車よりも早く電動化が進むんじゃないかなあ、
そう思っていました。

その理由は、
バイクの方が構成部品の点数も少なく、
構造自体も電気モーターへの代用が
しやすい構造になっているからです。

ただ、国内には
ホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキと
４つのバイクメーカーがあるんですが、
たとえバイクでも電動化といえば、

車（四輪車）において、
脇目も振らずに電動化へ突き進んでいる
ホンダの方が目立ってますし、

軽自動車でのハイブリッド車を定着させた
『スズキ』の方が実績もありますし、

二輪車においては、
世界初となる電動アシスト付き自転車を
発表したヤマハの方が、
まあ自転車ではありますけど、
いち早く電動化を進めてそうな
イメージがありますが・・

ところが、、
ここまでハッキリと方向性を示したのは、
これら3つのバイクメーカーではなく、
『カワサキ』だったんですね〜驚きです。

僕がバイクに乗っていた当時から考えると、
（３０年ほど前になりますが・・笑）

カワサキのバイクほど、
伝統を重んじるという意味で、
他の３社と比べて先進的じゃないバイクは、
無かったような気がするんですけどね・・

では、なぜそんなカワサキが、ここで
電動化へと一気に進む方針を決めたのか？

そこで、つい先日、
カワサキから発表された資料を見てみると、

なんとカワサキは、
排気量２５１ｃｃ以上のバイクでは、
３年連続で国内トップシェアを獲得し、

しかも５年前と比べると、
大型バイクの比率が８０％も増えていて、

さらに、２０代以下のユーザー比率が、
２０１７年と比べ６０％も増えているという、
将来性があるブランドに成長してたんですね〜

なのでカワサキは、
この先の自社の見通しに自信を持って、
電動化を進めているんだと思います。

関谷はやと

 
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