バイクメーカーは大変なんですよ・・
いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも、たびたび
車の電動化についてお話ししていますが、
例えば、
エンジン車と電気自動車(EV)とで、
構成する部品の数を比べてみると、
圧倒的にEVの方が少なくて、
一説では、エンジン車の3分の1程度の
部品点数で作ることができるそうです。
逆にいうと、自動車や部品を
作っている人たちにしてみれば、
この先、世の中を走る自動車が、
もしEVばかりになっていくと、
それまで自分たちが作ってきた部品の
3分の2は使われなくなるというか、
そもそも必要じゃなくなる訳で・・
これって会社が存続できるかどうかに
直結する重大な問題となります。
ただ四輪車の場合は、
エンジン車からEVになっても
乗車スペースが無くなることはないので、
影響を受けるのは、
主に動力系の部品になるでしょうが、
これがバイクとなると、事態はもっと深刻です。
というのが、もともと動力系の上に
(エンジンとミッションの組み合わせ)
シートが付いているような乗り物なので、
電動バイクになると、残る部品は、
タイヤとハンドルくらいしかありません・・
そう考えると電動バイクって、
製品化のハードルが下がることとなり、、
極端にいうと、
ただ走れればいいという程度の
電動バイクなら誰でも作れてしまうので、
そうなるとバイク自体に
価格破壊が起きてしまいます・・
これって、
既存のバイクメーカーにとっては、
ものすごい脅威なんですよね。
そこで、
日本のホンダとヤマハ、
それにヨーロッパのKTM(オーストリア)
ピアッジオ(イタリア)の
バイクメーカー4社は、
電動バイクの性能を決めるための、
最も重要な部品である交換式バッテリーを
共通化するため、手を結ぶことになりました。
ちなみに、日本ではすでに
交換式バッテリーについて、
すべてのバイクメーカーが
(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)
共通化することで手を結んでいます。
これによって、
バイクメーカー同士は、
バッテリー開発で競合しなくて済むため、
たとえスタートアップのような企業が、
新しい電動バイクを登場させたとしても、
ユーザーを奪われてしまう、
といったダメージを減らすことができます。
ただ、競合しなくて済むからといって、
お互いが相手に頼り切ってしまうとか、
自社の技術の出し惜しみなんてことをして、
全体のパフォーマンスが下がるような方に
動いてしまうと、
他者(スタートアップ)に
足元をすくわれてしまう恐れがあるので、
気を抜いちゃいけません。
バイク市場における、
これからの競争相手は、
既存のバイクメーカー同士じゃなく、
スタートアップだというのが、
これでより鮮明になりました。
関谷はやと
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