ガソリンって本当に危険なの!?
From:関谷はやと
スズキからの発表によると、
走行中にエンストするおそれがあるとして、
4車種で約3万4千台規模のリコールを
国土交通省に届け出たそうです。
ちなみに、
エンストとなる
リコールの内容はというと?
エンジンにガソリンを供給している
燃料ポンプの内部にある『インペラ』と呼ばれる
樹脂製羽根車の不具合です。
ところで
燃料ポンプの構造を大きく分けると、
いまお話ししたインペラのように
燃料を供給する部分と、
そのインペラを作動(回転)させる
モーターに分かれているんですが、
モーターを回すためには、
当然ながら電気が流れています。
しかも、
車種によって燃料ポンプは、
燃料タンクの中に
どっぷりと浸かった状態で
取り付けられているんですよ。
ここで、いつもこのメルマガを
読んでくれている人の中には、
燃えやすいガソリンの中で、
電気なんか流して大丈夫なの!?
そう思う人がいるかも知れません・・
というのも、
エンジンの仕組みそのものが、
ガソリンと空気を混合したものを
電気で起こした火花によって、
爆発させることで作動してるんですから、
普通に考えたら、
『そりゃ危ないだろう!?』ってなります。
実際に僕も、
メカニックになるための
専門学校で教わるまではそう思ってました。
ところが、
燃料ポンプにとって、
ガソリンタンクの中ほど安全な場所はない、
(あくまで一つの例えですよ)と言われ、
『何でやろ?』と頭をひねっていると、
先生から、
『それは空気が無いからだ』と・・
さらに驚いたのが、
ガソリンは、
モーターの回転部分の潤滑や、
冷却の役目までこなしてたんですね〜
たしかに、
いくら火元(電気)と
燃えるもの(ガソリン)があっても、
そこに空気が無ければ、
火は起こせませんよね。
こんな風にガソリンは
空気に触れさせないようにすることで、、
その危険さを封じ込め、
全く異なる性質を得ることができるんですよ。
当時の僕は、
エンジンについて学び始めたことで、
ガソリンは、とても燃えやすくて危険なもの、
という認識ばかりが先行してしまって、
ものすごく初歩的な原理に
気付くことができなくなっていました。
関谷はやと
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