車両火災のニュース・・ 

From:関谷はやと

先週の土曜日、
僕がいつも通っている床屋さんで、
散髪をしてもらいながら、
目線の先にあるテレビを見ていると・・

『箱根ターンパイクで車両が炎上!』
というニュースが流れ、
一瞬にして画面にくぎ付けとなりました。

消防の出動により、
車両火災は1時間ほどで消し止められ、
幸いケガ人も出ませんでした。

ただ車両火災に遭った
イタリア製の超高級スポーツカーは、
テレビ画面で見る限り、
残念ながら全焼の様子でした。

またニュースでは、
出火原因は車両故障によるものか?
と報道されていたんですけど・・

その時、床屋の店主さんが、
『外車(輸入車)って燃えやすいんですかね?』
と僕に聞いてきたので、

輸入車に限らず、
ニュースに出てるような
本格的なスポーツカーというのは
軽量化を追求するあまり、

部品そのものも、
可能な限り余裕を排除した上で、
機能を果たすような作りとなっているので、

もしかしたら、
年数を経たことによって、
(今回の車は製造されてから
30年以上経過しています)
それら部品の劣化が影響したのかも・・

と答えました・・

というのも、以前僕が、
国内メーカーが販売している
量産スポーツカーのカタログを見ていた時、
車の背景に『1グラムでも軽くしろ!』
みたいなメッセージが大きく書いてあったので、
(まあこれは一種のセールストークですが)

サーキットから、
そのままやって来たような
本格的なスポーツカーともなると、
その部分は、より忠実に守られます。

それと、、

日本の都市部での交通事情は、、
渋滞やノロノロ運転が多いので、

高速走行が前提で作られている
スポーツカーにとっては、

低速時にエンジンやその周辺の装置から
発生する振動や、熱の影響を受けるため

一般的な車と比較して
部品の劣化スピードも早くなります。

という訳で今回の車両火災は、
それら様々な条件が重なったことで、
発生したんじゃないかと・・

ニュースでは言われてませんでしたが、

こういったタイプの車に乗っている
ユーザーの中には、今回みたいな
故障や部品の劣化損傷による
車両火災を想定して、

車内に、車載用の消火器を
常備しているユーザーも多いです。

ちなみに、
家庭用の消火器とは耐振性や
耐熱性などが異なるため、
絶対に家庭用の消火器を
車内に積んではいけませんよ。

関谷はやと

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