東京オリンピック　

From：関谷はやと

今年開催予定となっている
『東京オリンピック・パラリンピック』
について、ここ２〜３日のことですけど、
また急に騒がれだしましたね。

まあ理由はメディアに上がってるので、
このメルマガでは触れませんが、、

それより、新型コロナウィルスの
世界的な感染拡大の影響によって、

今の時点で、
オリンピックそのものを開催する・しない
という議論に終始してるのが気になります。

この状況で僕が思い出したのは、
２０１９年に放映されたＮＨＫ大河ドラマ
『いだてん〜東京オリムピック噺〜』

観た人にとっては今さらですが、
ドラマのあらすじを少しだけ紹介すると、

まずストーリー前半は、
日本人初のオリンピック選手となった、
マラソン選手の
『金栗四三（かなくりしそう）』が、
オリンピックに挑戦するまでを描いていて、

そしてストーリー後半は、
前回開催された東京オリンピックを
実現させるために情熱を持って
挑んだ人たちの物語が中心で、

『オリンピック』という
スポーツイベントを通じて

個人という視点から見るストーリーと
社会全体という視点で見るストーリーの
２本立てで構成されるドラマです。

劇中も、
二度の大戦や関東大震災といった
様々な出来事を経験しながら、

ちょうど今と同じように、
オリンピックに参加する・しない、とか、
オリンピックを開催する・しない、といった
議論が巻き起こっていました・・

まあ、そもそも
ドラマと現実とを混同しちゃいけませんし、
当時と今とでは状況が全く異なるので、
ひとくくりには行きませんが・・

ただ今回のコロナウィルスにしても、
ワクチン接種が開始されることで
遅かれ早かれ事態は進み、
結果の良し悪しも表れるはずなので、

人類の力で困難を克服していくんだ！

という視点で考えれば、

予定通りオリンピックを開催しても
いいんじゃないかと思います。

もちろん、
安全や人命を第一に考えた視点だと、
『そこにオリンピックを持ち込まなくても』
というのも分かるので、

それを前面にするなら
『（今は）開催しない』という判断になります。

つまり、
オリンピックを開催する・しないには、
どちらにも大義があって、それに基づいて
ここまで進んできたことを考えると、

開催する・しないの判断をするには、、
こりゃあもう命がけでやるしかないと・・

じゃあ今回、その判断ができる、
あるいは、するべき立場にいる人の中で、
本気で『命をかけて』と言って行動してる人は
一体誰なんでしょうか・・？

まあ命をかけるといっても、覚悟という意味で、
実際に命を取られる訳じゃありませんが。

関谷はやと

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