ソニーのEV『ビジョンS』
From:関谷はやと
毎年、この時期にアメリカのラスベガスで、
『CES(コンシューマー・
エレクトロニクス・ショー)』と呼ばれる
家電・電気製品機器の見本市が
開催されているんですけど、
例によって今年は、
オンライン開催のみなんだとか・・
ただ、そうなった分、
待ち時間なしで展示物を見学できたり、
長い行列に並ばなくても講演会が受講できたり、
さらにはオンライン開催のおかげで、
自動翻訳機がリルタイムに作動してくれて、
英語以外の言語でも
製品の説明を受けたり商談が可能になった、
というメリットが生まれたそうです。
まさにITのおかげで、
『災い転じて福となす』という
ことわざ通りとなりました。
ところで、
今回のCESで話題になっているのが、
何といっても、あのソニーから
『ビジョンS』という本気度100%のEVが、
昨年に引き続き出展され、しかも今年は
公道テストまで実施していることでしょう。
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そういえば・・昨年、
僕が初めてビジョンSを見たときの感想を、
たしかメルマガに書いていたぞ・・
そう思って、
1年前のメルマガを読み返してみました。
すると当時のソニーは、
ビジョンSというEVについて、
『車を作りたい訳じゃなく、
自動運転や安全装置に使われる
カメラやセンサー類のほか、
車内に映像や音楽を提供する
ディスプレイやスピーカー
そしてEV(電気自動車)用の
モーターやバッテリーパックを組み合わせた
『最新・最先端のパッケージ』を
来場者に分かりやすく見せるための
『入れもの』として
車(デモカー)を作っだだけ』
みたいなコメントを出していたんですね。
ところが、今回のソニーからは、
『人が移動したいという欲求を満たしていく必要がある』
そのためのモビリティ(乗り物)がビジョンSだ。
みたいな強いコメントだったんです・・
1年前まで、ソニーは自動車のことを、
自分達で開発した技術・製品の『入れもの』
つまり、ソニーにとって車は、
あくまで自社製品をアピールするための
位置付けとしていたのが、1年経って、
自動車そのものを作る!
という風に大きく前進したんですね〜
これは僕の想像ですけど、、
ソニーは、これからの自動車向けに
様々な技術や製品を開発し作っているうちに、
『これなら、
自動車メーカーに採用してもらうより、
最初から自分たちで車を作った方が
うまく行くんじゃないのか?』と・・
つまりソニーは、
この1年の間で自分たちが、
その分野の最先端を走っていることに気付き、
そして大きく自信を付けたんだと思います。
近い将来、ソニー×EV×エンターテイメントで、
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プレイステーションとビジョンSとを組み合わせた
リアル『グランツーリスモ』(レーシングゲーム)が
体験できるようになるかも知れませんね〜(笑)
関谷はやと
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