気温の見方を変えてみると・・　

From：関谷はやと

僕が住んでいる松山、四国地方には
ちょうど台風９号が近づいています。

ただ、
太平洋側にいる高気圧が強いためか、
今のところの進路予想を見ても四国への
上陸も直撃もなく、朝鮮半島の中心を
北上するような進路です。

それでも中心付近の
最大瞬間風速は７０メートル！？と、
非常に強い勢力なので、
たとえ台風の端っこが重なるだけでも、
けっこうな雨風になりそうなので、

最も接近すると予想される
今日の昼過ぎに向けて警戒しとかなくちゃ・・
そう思っています。

いや〜しかし、、
猛暑の次は間髪入れずに台風とは・・
実感だけでいくと、日本の気候もすでに、
４０年近く前に僕が学校で習った
『温暖湿潤気候』から、
『亜熱帯（あねったい）』に
変わってるんでしょうね〜

そう思って『ウィキペディア』の
気温分布の状況で調べてみたら、
なんと西日本地域一帯はしっかりと
『亜熱帯』に区分されていました（驚）

どうりで今年の夏は暑かった訳ですよ・・

というか、
そもそも世界から見れば日本（西日本）は
すでに亜熱帯で確定済みなんですから、

なので、今後はもう、
『今年は異常な暑さだ！』とか、
そういった特別扱いをせず、
『この暑さが今では当り前なんだ』という風に
自分の認識を変えなくちゃいけないなあ・・
と思ってるところです。

そうでないと、
『以前はこんなに暑くなかったんだから、
いつまででも続くはずないだろう・・』

みたいに、
自分が置かれている環境に対して、
楽観的にとらえすぎてしまう、
いわゆる『正常性バイアス』
という感覚が作用してしまって、

連日３５度を超える猛暑日や
非常に強い勢力の台風に対しての、
『本当に必要な備え』を
軽視してしまうんですよね。

そういった点を
少しでも改善するのに役立つのが、
肌感覚で暑さを判断するんじゃなく、

『いくらなんでも３５度は暑い！』
『誰がなんと言おうと３０度でも暑い！』

なので、
涼しい室内にいて、のどが渇いてなくても
熱中症にならないように水分補給しよう

みたいに暑さを、
経験だけ頼らず数値で判断して、
自分の中にある暑さに対する感覚との
『ズレ』を修正することで、
本当の意味で暑さに慣れていくのが、
必要じゃないかな〜と思うんです。

こういうのを専門用語では
『定量的にとらえる』
なんて言うそうですが・・

そうすることで、
予想気温の数値を見たとき、
そのあまりの高さに驚いたあげく、
朝からグッタリとなって、
『何もやる気が起きない・・』なんてことも
少しは防げるんじゃないかと思いますよ（笑）

という訳で台風に備えて、
色々と片付け物をしておきます。

関谷はやと

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