同じ商品でも一緒じゃないのが○○
From:関谷はやと
いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも、
何度か話題に取り上げた車で、
アメリカのGM
(ゼネラルモーターズ)社が発表した
新型『シボレーコルベット・スティングレー』は、
アメリカ版『カーオブザイヤー』を受賞したり、
今年の年明け早々には、
『東京オートサロン2020』という
カスタムカーのイベントで、
(アメリカ以外の国として)
日本が世界初公開だったりと、
何かと話題になった車です。
そのコルベットの量産第1号車が、
このほど完成したんですけど、
通常なら、最初に注文した人の元に
納車されますよね。
ところが、今回の第1号車は、
アメリカ国内で開催された
チャリティーオークションに出品され、
落札した人の元に納車される、
という方法を取ったんです・・
で、その結果、
ベース価格(約6万ドル)の
なんと約50倍の300万ドル!?
で落札されたそうです。
ちなみに、
この金額を日本円に換算すると、、
ベース価格が660万円で、
落札価格は3億3055万円
となります・・
また、
今回のオークションの収益金は、
『デトロイト児童基金』に
寄贈されるそうですが、
ここ最近の傾向として、
新型車の販売に
『オークション』を利用するのも
興味深いやり方だと思います。
ところで、
この新型コルベットを作ったGMが、
ライバル視してたんじゃないか?
そう僕が勝手に思っているのが、
ホンダの『NSX』という2ドアの
HVスポーツカーです。
実はNSXが登場した4年前にも
今回のコルベットと同様、
量産第1号車が
チャリティーオークションに出品され、
その時も、
新車価格を(1700〜2200万円)
大幅に上回る約1億4500万円!?
という落札価格でした・・
そこで、この傾向を考えたとき、
同じ新車価格のモデルでも、
第1号車とか、最終モデルの最終生産車だ、
といった具合に『個体差』によって
周囲から認められる価値が上がることで、
取り引きされる金額も異なってくると、
その金額は、
単に自動車メーカーの収益として、
計上されるだけじゃなく、
オークションによって
価格が吊り上がった分を
買い手と売り手の双方が合意した
『自由に差配できる収益』
だと考えれば、
こうした、
チャリティー目的のような形で
使われるなら、社会的にも、
ものすごく意義のある取り組み
じゃないかと思います。
たしかに世の中には、
ビジネスやスポーツ、
芸能・文化といった様々な世界で
成功して多額の収入を得た結果、
自分1人じゃ使いきれないくらいの
莫大な資産を保有している人たちが
現実に存在してるんですから、
『モノ』だけじゃなく、
モノが持っている
『価値』を手に入れるために、
元々設定された価格の
何倍もの金額を支払うことは、
自らが得た収益を
『納税』という方法以外で社会に還元する
新しい考え方じゃないかと思います。
関谷はやと
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