走るソニー 

From:関谷はやと

いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも度々お話ししているのが、

アメリカのラスベガスで
ちょうどいま開催されている
IT・家電・電気機器の見本市
『CES2020』の話題です。

イベント・タイトルの通り、
元々はIT関連の企業や
家電・電気機器メーカーが
新製品や新技術を披露するために
開催されていました。

ところが、、
折からの環境対策として、
各企業が作っている
様々な製品から排出される
二酸化炭素排出量の大幅な削減が
求められるようになったことで、

特に自動車メーカーのような
石油エネルギーを動力源とする
製品を作っている企業が、
一気に電動化へと流れ始めました。

そんな背景もあって、
世界の主要な自動車メーカーは
従来から出展していた
『モーターショー』よりも、
『CES』の方に注力するように
なったんですね〜

ところで、
いまトヨタの社長が自ら出演している
テレビCMでは、

『好きな車は?』と質問されて

車のハンドルを握りながら
『うるさくて、ガソリン臭くて、
そんな車〜!!』と絶叫していますが、

それが話題になるくらい、
エンジン車自体、
すでにマイナーな乗り物へと
向かってるんでしょうね・・

(別にマイナーといっても、割合的に
少数化しているという意味ですよ)

そんな中、今回の『CES』に
電気製品メーカーの『ソニー』が、
ついに自動車そのものを
出展したことが話題になっています。

たしかに表面的な話題だけだと、
ついにソニーが自動車に進出か!?
みたいな評価をしそうになりますが・・

実はこれ、
ソニーが車を作りたいわけじゃなく、
自動運転や安全装置に使われる
カメラやセンサー類のほか、

車内に映像や音楽を提供する
ディスプレイやスピーカー

そしてEV(電気自動車)用の
モーターやバッテリーパックを組み合わせた
『最新・最先端のパッケージ』を

来場者に分かりやすく
見せるための『入れもの』として、
車(デモカー)を作っだだけ、
というのが実際のところです・・

なのでまあ、
餅は餅屋っていうんですか?

ソニーという企業自体、
EVを作るのに必要な『電気機器』を、
自社で相当な範囲作ることができても、

それが組み合わさって、
実際に道路を走行する
『車そのもの』を作るとなると、

電気製品とはまた別の課題というか
未知の領域だらけで、
いくらソニーといえども、
そんな簡単には行かないんですよね・・

そう考えると、、
先ほどお話しした
トヨタの社長が絶叫している
真意の中に

これからのEVは、
走るスマートフォンだとか何だといっても、
やはりトヨタが核としているのは、

たとえ
電気機器メーカーだからといって、
そんなすぐには真似できないのが
『車』という乗り物だ!
みたいなプライドが
込められてるように感じませんか?

関谷はやと

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