黄金時代のアメ車と金ピカ
From:関谷はやと
先日のメルマガで、
年明けに開催される
『東京オートサロン』というイベントに
アメリカのGMが初出展し、
そこで2ドアスポーツカーの
『新型シボレーコルベット』というモデルを
日本初披露するというお話しをしました。
まあ日本初といっても、
本国アメリカでは、
すでに発表されているモデルなので、
インターネットを見れば、
その姿を見ることはできます。
ただ、このスタイルがですね・・
ホンダ(USホンダ)から出ている
2ドアHVスポーツカー『NSX』と
実によく似てるんですよ。
でも中身でいうと、
シボレーコルベットの方は、
ホンダNSXのように
複雑な仕組みを持つハイブリッド車じゃなく、
従来から作っていた
V型8気筒ガソリンエンジンに
必要最小限の改良を加えたと思われる
パッケージで対抗しています・・
ということは、
生産コストがかなり抑えられるはずなので、
それだけ価格競争力は強くなり、
1台当たりの収益性も高くなるんです。
何だか、ひと昔前の
日本車メーカーみたいな手法ですね〜(笑)
ところで、僕のイメージにある
『シボレーコルベット』といえば、
1960〜70年代、
世界中の誰もが憧れた
アメリカの黄金時代を象徴する
車のイメージです・・
つまり、
排気量がいくら大きかろうが、
そんなことよりも、いかに派手で
他の車と比べて見栄えがするか?
みたいな観点で作られた車なので、
排気音も
ドカドカドカッ!とか
ドロドロドロ〜といった
超重低音がするエンジン
そのためガソリン1リットル当たりで
走行可能な距離もわずか3〜4kmと、
およそ経済的とは言い難い車、
というのが、
シボレーコルベットであり、
僕のイメージの中にある『アメ車』
と呼ばれるアメリカ車なんです。
それともう一つは、
僕ら世代の人なら大抵は知っている
『金ピカ先生』というニックネームで
代々木ゼミナールの英語講師
のちに東進ハイスクールの講師として、
『塾講師』という職業があることを
世の中に知らしめた『佐藤忠志さん』です。
(今年9月に逝去)
実は当時のコラムで金ピカ先生が
『シボレーコルベット(スティングレー)』
について解説していまして・・
その中で、
英語の入試テストで対応力を付けるには、
参考書の勉強ばかりじゃダメで、
スポーツカーの種類くらいは知ってないと、
(当時のアメ車はド派手だったので・・
つまり何事にも柔軟性を身に着けておけ、
という意味)
シボレーというブランド名のあとに付く、
コルベット(戦闘軍艦の名称)とか
スティングレー(毒針を持つアカエイ)
を直訳したところで、
英文全体の文脈なんて読み取れないよ。
そんな内容のお話しをされていたため、
当時中学生くらいで、
車の名前当てなら誰にも負けんゾ!
みたいな、こと記憶ものに関しては
これくらいの取り柄しかなかった
僕にとっては
何とも勇気づけられましたね〜(笑)
ちなみに『金ピカ先生』って、
当時様々なメディアに登場していて
同じ東進ハイスクールの講師で
現在テレビでよく目にする『林修先生』か、
それ以上の存在感があったように思います。
ただ今回登場した
『新型シボレーコルベット』が、
いい意味で、昔のアメ車のイメージから
あまりの変わりようを目にした僕は、
『パラダイムシフト』
(劇的、革命的に変化)によって、
金ピカ先生の当時の表現も
すでに昔話になったんだな〜と、
時代の変化を肌で感じましたよ。
関谷はやと
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