一見トリッキーなようですが・・ 

From:関谷はやと

今年に入って、このメルマガも
(とは言っても、もう年末ですが・・笑)
かなりの割合で
車が電動化に向かっている話をしましたが、

実は電動化に向かっているのは
車だけじゃなく、その車を作っている
『生産工場』そのものも
電動化に向かって進化しているんですね〜

先日
インターネットニュースで目にしたのは、
愛知県岡崎市にある三菱自動車の生産工場に
国内最大級となるソーラー発電設備が
来年5月の稼働予定で設置されているそうで・・

まあ、工場の広い屋根に
ソーラーパネルを設置すること自体は、
色んな場面で見聞きするので、
それほど珍しい訳じゃありませんよね。

ただ、三菱自動車の場合は
そこで発電された電力を売電じゃなく、
自家消費(自分たちが利用)を優先することで、
車の生産に必要な電気を賄って(まかなって)
電気代を浮かせようという発想です。

これを環境問題に対する取り組み、
という面から見ていくと、

石炭や石油を使って発電している
火力発電所から送られてきた電気で
車を作る訳じゃないので、
発電時にCO?を排出しない電気で、
車を作ってることになります。

ちなみに、三菱自動車に限らず
大企業やメーカーって、
こういったイメージをとても気にするので、
その点でもメリットがあると思います。

さらに!

さっきもお話ししましたが、
自社工場の屋根に設置したソーラーパネルで
発電する電気を使って車を生産するので、

ソーラーパネルや
工事費用のことを考えなければ、
電気代は実質無料(驚)となりますよね。

ただ、現実的な話となると、
じゃあ一体誰が何のメリットを考えて
ソーラーパネルを設置してくれるのか?

しかも国内最大級の規模なので、
相当な費用がかかるのは、
誰でも想像がつきます・・

そこで三菱自動車は、
ソーラーパネル設置工事のすべてを
同じ三菱グループ企業から協力を得て、
設置することにしました。

そうすることで、

そもそも自社で発電した電気とはいえ、

これまでも車を生産するための経費として
電気代は払ってたんだから、

それならソーラーパネルの
設置工事に要する費用の代わりに
今まで通り『電気代』を支払ったこととして

その費用をグループ企業に支払えば、
工事代金が要らないじゃないか!?
みたいな・・

ちょっと分かりにくいかも知れませんが、

ある意味トリッキーな経理手法を使って、
当事者すべてに
メリットがあるようにしたんですね〜

なので、
もしこの方法がうまく行くなら、
例えば個人の住宅でも同じように、

自宅の屋根にソーラーパネルを設置して
売電することで利益を得るんじゃなく、

発電した電気を自家消費して、
その電気代金に相当する金額を
設備や住宅ローンの一部に充てる・・

電力会社からの電気買い取り料金が
下がり傾向にある今

住宅メーカーや設備メーカーが
三菱自動車と同じような方法を
取るようになるかも知れませんよ。

関谷はやと

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