カーシェアの方向性
From:関谷はやと
ある人が所有している1台の車を
限られたグループとか会員、
あるいは不特定多数の人たちと
共同で使用することで、
車の維持費を分担し合おうという
『カーシェアリング(以下カーシェア)』
というシステムが注目されています。
まあたしかに、
自分が車に乗らない時間帯だったら、
その間、必要としてる誰かに
(有料で)乗ってもらえば、結果として
維持費の分担ができたのと同じなので、
考え方としては『アリだと』思います。
ところが・・
ちょっと前に、
このメルマガでもお話ししましたが、
ある高級輸入車を所有している人が、
カーシェアに車を提供したところ、
そのシステムを悪用した人物がいて、
期日までに車の返却に応じないどころか、
その車を勝手に『車両買取店』に
売却してたんですね〜(驚)
カーシェアに限らず、
こういう新しいシステムが登場すると
悪知恵をはたらかす人たちが、
必ずといっていいほど現れるんですよね。
しかも、
こういうニュースが報道されると、
カーシェアが世間に認知される前に、
ネガティブなイメージを持たれてしまうので、
そっちの影響も大きいです。
まあ、今回のように
不特定多数の人が利用するような
カーシェアを、個人の車でやるには
今のところメリットよりも
リスクの方が大きすぎるという
典型じゃないかと思います。
しかしその反面、
カーシェアもやり方によっては、
めったに車に乗らない人や、
公共交通機関が発達してるため
マイカーまでは
持つ必要性を感じていない人
そういった人向けに、
住まい(不動産)とカーシェアを
セットにしたシステムが注目されています。
つい先日、
車業界向けの日刊紙に載ってたのが、
駐車スペースの限られている
アパートやマンションの駐車場に、
入居者の車を置くんじゃなくて、
そこにカーシェアの車を置いて、
入居者なら
月々1〜2万円ほどの支払いで、
ドイツの高級スポーツカーメーカー
『ポルシェのSUV』が乗れる!
というカーシェアが紹介されてました。
条件としては、
1か月あたり24時間までの利用に
限定されてますが・・
それでも、
1時間の利用で24回、
6時間の利用なら4回となるので、
短いコースならほぼ毎日乗れるし、
週末だけのドライブというのも
十分可能です。
新車を買うとなると
1000万円クラスの高級SUVに
月々わずかな費用で乗ることができるのは、
不動産会社にしても
他社とは違ったアピールになるし、
車両を提供するポルシェ側にしても、
入居者という、
身元が分かってる人の利用なので、
前述のように、返却しないとか、
勝手に転売されるなんてリスクもなく、
しかも入居してた人が将来、
車を買おうとしたときに、
ポルシェを検討してくれる可能性だって
もちろん考えられるので、
入居する人、不動産会社、
自動車販売店のすべてにメリットがあります。
なので、
日本の車事情、住宅事情を考えると、
今のところは、このスタイルが、
一番馴染むんじゃないかと思いますね〜
関谷はやと
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