どっちを支持するかで見えてくる
From:関谷はやと
前回のメルマガでは、
アメリカのカリフォルニア州知事による
来年1月以降、州政府で使う車は
トヨタからの購入を停止する考えだ!
というニュースについてお話ししました。
ちなみに、
その理由は環境対策への規制について
トランプ大統領の進める連保政府の方針と
先ほどのカリフォルニア州政府とでの
意見の衝突が発端で、
トランプ大統領の方針を支持したのが、
トヨタをはじめ日産のほか、
イタリアとアメリカの企業連合
フィアット・クライスラー、
そしてアメリカのGMとなっていて、
このままだと、
これらのメーカーはカリフォルニア州政府から
来年以降、車を買ってもらえなくなります。
ところが、
カリフォルニア州知事の方針に
賛同したメーカーも当然あって、
それが、アメリカのフォード、
ドイツのVW(フォルクスワーゲン)と
BMWそして日本のホンダです・・
これはどう見ても、
環境対策の規制をめぐる
トランプ大統領とカリフォルニア州知事との
主導権争いに巻き込まれた感じがアリアリで、
何とも気の毒に思います・・
まあ、この行方を見守るのも
ニュースショー的には面白いんですが・・
でも僕が思うのは、
これらの自動車メーカーが、
どちらの方針を支持するかで、
今後どのようなタイプの車に
開発の重点を置いてるかが
分かってくるんですね〜
というのも、
前回お話しした通り、
世界有数の観光地ともなっている、
カリフォルニア州の排気ガス規制って、
世界一厳しいと言われてるくらい
厳格というか、、見方を変えれば
極端に偏ってるようなイメージなんです。
すると今回のように、
全バリエーションの中で、エンジン車の
占める割合が多いメーカーにとっては、
『そんな厳しいこと、
急に言われてもムリやん・・』
となってしまうんですね〜
つまり、トヨタや日産、
GMやフィアット・クライスラーは、
排気ガスを出さないように
急激な電動化を進めて、
すべてエンジンのない車にしよう
というつもりじゃなく、
どっちかといえば電気施設が
まだ十分に整っていない地域など、
世界全体における
自動車事情のことを考えて、
排気ガス濃度の低いエンジン車を
まず普及させて、電動化するにも、
もっとゆる〜いペースで進めよう・・
そう考えているんじゃないかと。
逆に言うと、
ホンダやフォード、VWやBMWは、
かなり速いペースで電動化を進めていて、
従来なら、
ボディーサイズと比べると必要以上に
どデカいサイズのエンジンを搭載してる
ピックアップ型のトラックを
電気自動車にして
来年に向け登場させようとしている、
というニュースが流れたフォードなど
その典型だと思いますね〜
関谷はやと
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