夏の終わりに
From:関谷はやと
連日のように
30度を超える気温が続いてたのに、
お盆を過ぎたあたりから、
朝晩に吹く風も
めっきり涼しくなりました・・
ところが、、
お盆休み(僕にとっては夏休み)
だというのに、テレビでは、
品のないあおり運転の映像が
毎日繰り返し流れてたせいで、
日本中がカッカしてるうちに、
法師蝉(ツクツクボウシ)の
鳴き声を聞きそびれ、気が付けば
コウロギの『リリリ・・』という鳴き声に
すっかり変わっていたという・・
たぶん
ちょうどお盆の時期に
大型の台風がやってきたことで、
天気図がガラッと変わったのも
原因の一つなのかと思いますが、
粋人の僕としては、
今年の夏の終わりは何とも残念でしたよ(笑)
ところで、
セミやコウロギといった虫の話題だけなら、
風流で何の問題もありませんが、
季節が変わると、
庭木に居付くケムシやアブラムシといった
害虫の種類も変わってくるので
消毒などの手入れをしてあげないと
ダメなんですね〜
ちなみに僕の場合は、
葉っぱの裏側と木の根元をチェックして、
手入れのタイミングを計っています。
こんな話を聞いてると
ちょっとばかり
痒くなってくるかも知れませんが・・
ケムシ類は、
葉っぱの表面にいることが多いので、
すぐ見つけることができますが、
葉っぱの裏側だけを食べるケムシもいるので、
(表面より柔らかいから食べやすい)
そういうタイプのは見つけにくいんです。
なので、木の根元にケムシの
『フン』が落ちてないかどうかを見て
もし落ちてたら、その上には
まず間違いなくケムシがいるので
見つけてやっつけることができます。
またアブラムシの方は、
たいてい葉っぱの裏側にいて、
そこで草木の養分を吸い取ると同時に
ウィルスを媒介します。すると、
草木が弱り病気になってしまうので、
時々葉っぱの裏側を見て
アブラムシがいないかどうか?
チェックしてあげないといけません。
僕はこれをずっとやっているので、
近年では、
害虫が居ようが居まいが、
季節のころ合いを見計らって
消毒などの手入れをしてますが、
ところが、人によっては、
より自然に近い状態を求めて
消毒をしない、いわゆる
『無農薬派』の人もいるんです。
まあ、ご自身の家の庭木なんで、
色々な考えがあるのも当然です。
たしかに、
自然の山の草木を見れば、
消毒をしてなくても
アブラムシやケムシのせいで
草木が弱ってるのを見かけることは
そんなにありませんし、
わざわざ施肥などしなくても、
生き生きとしています。
でも、これって、
自然界の法則に沿ってるからこそ
初めて成り立つことで、
そう考えると、
家庭に植えてるような
かたよった種類の草木だけで、
しかも害虫の天敵が
ほとんどいない環境の中を、
無農薬で
自然に近い状態を保つには、
『施肥・消毒』と同じことを
すべて人の手でやらなくちゃ
実現できないんです。
つまり、
より手間がかかるということですね。
こりゃあ
想像するだけでも大変な作業なので、
僕には到底ムリな方法です・・
関谷はやと
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