電気について熱く語りますよ(笑) 

From:関谷はやと

僕が車に興味を持つようになったのは、

子供の頃に、
小さなモーターと乾電池を使って、
実際に走ることができる
車の模型(プラモデル)を
作り始めたのがきっかけです。

ちなみに、
模型が動く基本的な原理って、
電気自動車(EV)とほぼ同じなんで、

たとえ世の中が
EVであふれ返ったとしても、
模型に慣れ親しんだ僕にとって、
そこまでの違和感はありませんよ。

ところで、

電池から供給される電気だけで
モーターを動かしてる模型の場合、
電池の中の電気を使い切ってしまうと、
どこかで充電するとか、
電池を交換しなくちゃいけませんよね。

しかし、
プラモデルに始まり、
車や電気について
色々と勉強していくうち

モーターというのは、
物体が回転することで、
電気を発生させている発電機と、

実は原理が異なるだけで、
材料や構造については、ほぼ同じだ、
ということに気付きました・・

つまり、
電気が流れることで回転するモーターと
回転することで電気を発生させてる
発電機って、
表側と裏側というか・・
右回りか左回りかというか・・

まあそんな感じですかね〜

すると、思いつくのが、
モーターでタイヤを回転させて、
そのタイヤの回転を利用して発電すれば、
模型の電池を交換しなくて済むやん!

こういうのを
『卵とニワトリどっちが先か理論』
と僕は勝手に名付けてるんですけど(笑)

でも、その後分かったのが、

理論的には、まあ合ってますけど、

モーターと発電機といった
相反する使い方をするような場合、

現実問題として、
エネルギーの大きさやバランスを考えると、
製品として両方の要求を満たすには、
かなり無理がある方法だったんです・・

ところが、
その無理難題を解決し、
車で走ることを可能にしたのが、
今から22年前に
トヨタから世界初のハイブリッドカーとして
発売された『プリウス』なんですね〜

ただ世間でのプリウスのイメージって、
エンジンとモーターのいいとこ取りをした車
みたいに思われてるかも知れませんが、

でも、車との接点が、
プラモデル出身の僕にとっては、
一つの装置でモーターと発電機の
両方の役割をこなせる事の方が、
『ハイブリッド(複合的なという意味)』
じゃないのかと思っています。

と、そのくらい優れた技術なんですけど、
それでもモーターを回転させるのと
発電された電気を貯めておくためには、
どうしても
大きな『バッテリー(電池)』が
必要になるんです。

さらにEV用のバッテリーには、
『レアアース(希土類・きどるい)』と呼ばれる
希少性の高い物質が多く使われてますが、
残念ながら、日本では
ほとんど産出されない物質ばかり・・

ところが!
日本の技術力って、
留まるところを知りませんね〜

今度は、
鉄・アルミ・シリコンといった、
ごく普通に出回ってる物質だけを使って、

体温レベルの
『熱』だけでも発電できる
『熱電発電モジュール』
と呼ばれるものを開発したんです!(驚)

これの何がスゴいのかというと・・

車に限らず、
物体というのは動くだけで、
熱を発生するという性質があるんですが、

このモジュールを利用すれば、
発生した熱を効率よく
電気に換えることができるので、

もしEV用のバッテリーとして応用できれば、
極限にまで小さく軽く、
安くすることができるんですね〜

すると、
車が複雑に変化していく過程さえも
ワクワクしながら
見ていけるようになるので不思議です(笑)

関谷はやと

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