クーペ化するセダン
From:関谷はやと
いきなりですが、
今回のタイトルが何を言ってるのか?
分からない人もいると思うので、
ちょっとだけ解説すると・・
車のボディースタイルには、
一般的にセダン、クーペ、ハードトップ
ハッチバックと呼ばれるように、
ドアの数とシート列の数によってや
またドアサッシュ
(ドアガラスの枠)の有り無しや、
乗車室とトランクが一体になってる、
または別々に分かれてるといった具合に
構造によって分類されてるんですね。
そこでこれを整理すると、
セダンは4ドアで2列座席、
クーペは2ドアで1列座席
ハードトップにはドアサッシュがない、
乗車室とトランクが一体になったのが
ハッチバックとなります。
ところが最近では、
この定義に収まらないスタイルの車が
どんどんと増えてきて、僕が個人的に
今一番のトレンドだと思ってるのが、
『4ドアクーペ』とか『クーペ化したセダン』
と呼ばれてるモデルです。
これら共通の特徴として、
もともと天井から後部のトランクにかけて、
なだらかな傾斜となったクーペに
ドアが4枚付いたような
スタイルになっているんです。
なので、
天井からストンと落ちた位置にトランクがある、
本来のセダンとは明らかにスタイルが違い、
乗車室とトランクの境界があいまいになってて、
どっちに分類されるのか迷うところなんです・・
まあ、これに迷ったところで、
別に何の実害もないのでいいんですけどね。
でも、それじゃ
今回のメルマガが終わってしまうので(笑)
ここから、世の中のセダンユーザーが
潜在的に何を求めてるのか?について
考えてみたいと思います。
ちなみに車って、
移動の手段以外に、
自分のライフスタイルや
価値観を表現するアイテムとして、
また周囲からどのように見られたいか?
といった基準で選ばれていますよね。
そう考えていくと従来のセダンには、
『仕事』とか『公(パブリック)』という
キーワードがやはり中心になっていて、
どことなく堅いイメージがありました・・
ところが、、
今の世の中を見渡してみると、、
多くの人々にとって、
仕事もプライベートも、両方ともに
うまくバランスの取れたライフスタイル、
みたいなのを重視していますよね。
そこにスポーティーとかスマートさ、
といったイメージが加わり、
結果として、
今の『クーペ化したセダン』みたいな
スタイルの車になったんじゃないかと・・
という訳で、
車のデザイン、スタイルというのには、
その時代の世相というか、人々の価値観、
ライフスタイルが色濃く反映されて、
それが形として表現されたもの、
という側面もあるんでしょうね〜
関谷はやと
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