ハイブリッドの強みとは一体?
From:関谷はやと
先日ヨーロッパで開催された
F1レース『オーストリアGP』で、
ホンダ製エンジンを搭載した
地元オーストリアのチーム
『レッドブル・ホンダ』が
今季初優勝しました!
またホンダにとっては、前回から
なんと約13年ぶりの優勝!という、
日々進化するF1の世界で、
本当に長い道のりをチャレンジし続け、
ようやく優勝に結び付いた事は、
大きな自信につながったと思います。
ちなみに、
今回優勝したホンダ製エンジンは、
排気量1600ccプラス
ツインターボに加えて、
車を減速する時の運動エネルギーを
電気エネルギーに変換して、
その電気を使ってモーターを回し、
エンジンの動力を補強するという、
ハイブリッド式(HV)です。
そういえば、
2週間ほど前にフランスで開催された
『ル・マン24時間耐久レース』で
優勝したトヨタの車もHVでしたね。
ところが、
今から22年前に世界で初めて
HV『プリウス』が登場した当時は、
『ハイブリッド・カーなんて、しょせん‥』
みたいに、
エンジン単体でも性能を伸ばせる
可能性が十分に残ってる・・
といった雰囲気でしたし、事実
そのように技術も進化していました。
まあ言うなれば、
ハイブリッド・カーって、
エンジン車だけでも1リットルの燃料で、
当時の3倍近くの燃費向上を実現させるまでの
『つなぎ役』くらいの認識しか
持たれてなかったんです。
でも、
エンジンとモーターそれぞれの長所を
うまく組み合わせることさえできれば、
ハイブリッド・カーって、
一気に優位性が高くなるんですよね。
そういえば前回のメルマガでは、
カメラとモニターで構成された
いわゆる『電子ミラー』のメリットと
課題について、
一気に電子ミラー化するのじゃなく、
これが普及するまでのアイデアとして、
従来型の鏡を用いたサイドミラーと
電子ミラーを併用したハイブリッド型
にした方がいいんじゃないか、
というお話しをしました。
というのも、
サイドミラーに限らず、
車の動力そのものだって、
エンジンとモーターを組み合わせた
ハイブリッドが現在のところ主流で、
モーターだけで走る
いわゆる電気自動車(EV)は
まだ本格的な普及には至ってません。
たしかにガソリンスタンドのような
給電施設(インフラ)が少ないのと
給油するより長い充電時間が
ネックになってるのも理由ですが、
ただこれらは、あくまで、
外的な要因でしかありませんよね。
それよりもユーザーにとって、
もっと身近な不安要素になってるのは、
例えばヒーターやエアコンを多用するとか、
上り坂ばかり走るといった使用条件によって
電気の消費量が多くなると、
現在のEVの場合、バッテリーの残量が
急激に落ちることがあるんです。
これって、
常に『漠然とした不安』を抱えて
車に乗ってるようなもんですよね・・
なので、
EVの普及率が今一つな理由は、
そういった心理的な要素を解決するのに
まだまだ課題が残ってるからじゃないか
と思います・・
すると、
その点を見事に解決してるのが
ハイブリッド・カーなら、
エンジン車の燃費が
極限に高まるまでとか、
EVが普及するまでのつなぎ、
などという失礼な表現じゃなく、
少なくとも
エンジンだけで走る車が
少数派になるとか、
電気自動車の台数が
現在のハイブリッド・カー程度に
普及するまでは、
その役割に見合った評価を
してあげるべきだと
思うんですけどね〜
関谷はやと
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