17年ぶりのスープラ
From:関谷はやと
先日トヨタから発表された
2ドア2シータースポーツカーの
5代目『スープラ』は、
販売が終了された前モデルから、
実に17年ぶりの復活となりました。
しかも、
スポーツカー自体、
関心を持たれなくなったと言われる
このご時世にもかかわらず、です・・
たしかに、
僕たちの年代にとって『スープラ』は、
ニッサンの『フェアレディZ』と並んで、
とても懐かしく、
また憧れの車だったんで
こういう粋な計らいをしてくれる
トヨタに対して
素直にうれしい気持ちです。
ただですね、、
今回のスープラって、
ニュースで発表されてるように、
トヨタのオリジナルじゃなく、
ドイツの自動車メーカー『BMW』との
共同開発モデルだったんです・・
ただ共同開発とはいえ、
実際にはBMW製のスポーツカーを
トヨタ流にアレンジしたのが
本当のところです。
というのもトヨタは、
今回採用されたパッケージの
『直列6気筒エンジン』そのものを
すでに10年以上手掛けてなく、
そのため、
『直列6気筒エンジン』で
現在唯一実績のあるBMWを
頼るしかなかったんですね〜
まあ、スープラというのは、
初代モデル(1978年〜)から
『直列6気筒エンジン』で来てたので、
その伝統を継承したかったのは分かります。
またトヨタのそういう事情も、
僕たちだって知ってるんですから
それはそれで、別にいいんですよ
ところが、、
今回のスープラを担当した
トヨタ重役からのコメントが、
今朝の新聞に載ってたんですが・・
『次はトヨタだけで作りたい』
何ですか!?
この情けないコメントは!
幅広い層に向けて販売してる車なら
いざ知らず、
仮にも『スポーツカー』を
世に送り出そうとした責任者が、、
こんな及び腰で作ってたなんて・・
一体誰に向けて売ろうとしてるのか?
(トヨタほどの企業が)
じゃあ何で今回やらなかったのか?
って、言いたくなりますよね。
僕が思うに、、
きっとこの人たちの心の奥には、
『失敗したら株主に叱られるから・・』
そういう保身があったはずです。
でも、考えてもみて下さい・・
そもそも絶対数の少ない
スポーツカー市場にチャレンジするんだから、
販売台数が出なかったって・・
それが一体どうしたというんですか!
もしかしてトヨタは、
この車が街中走ってる姿を期待して、
スープラを作ったんでしょうか?
もし売れなかったら、株主への配当として
スープラをあげればいいじゃないですか(笑)
大体、何をもって『失敗』とするのか?
逆に何をもって『成功』とするのか?
それを考えたら、
BMW案をいったんボツにして、
トヨタ自身が作ったスポーツカーで行く、
そういうプランに変更したとしても、
ファンの皆さんは待ってくれると思います。
なんせ、もう17年も
放っておかれたんですから・・
今さら3〜4年延びたところで
一緒ですよ(笑)
本当にトヨタはファンを信じてるのか?
何だかその辺りの信念が
揺らいでるような気がして残念でした。
最後に、、
何で僕がここまでエラそうに、
また熱くスープラについて語るのか?
実は僕、今から30年前に
3代目スープラの製造に携わってた
張本人だったから・・(驚)
人一倍思い入れがあるんです!
関谷はやと
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