どのスタイルで行きますか?最終回
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
話が途切れてスイマセン、
今回が最終回です。
松山市内のバイク屋さんのお話でしたね。
前回の1例目では、
展示台数では松山で1〜2位を争う規模の、
大きなバイク屋さんが、
修理に入庫したユーザーに向けて、
『代わりのバイク』が出すつもりがないのか、
それとも、
元々用意しないというスタイルで
経営してるのか分かりませんが、、
とにかく、
毎日乗ってるユーザーは、
確実に不便だろうな〜という事例でした。
そこで今回の2例目は、
1例目と比べて、
どっちかというと小規模、
少人数でやってるバイク屋さんの話です。
何ヶ月か前に、そのお店で
新車の50CCバイクを買ったユーザーが、
『なぜだか、時々エンジンが吹かない・・』
というトラブルに見舞われたんですね。
まあ、
数ヶ月前に買ったばかりの新車なんで、
ユーザーの乗り方がどうこうとか、
中古バイクのように、
前オーナーさんのメンテナンスに、
何か問題があったとか、
そういうのは考えにくい状況です。
もちろん、
その新車を販売したお店にだって
何の問題もありません。
となると、
考えられるのは新車特有の
『初期トラブル』と呼ばれる、
おもに設計・製造段階での不具合や
採用されている部品が原因の
想定外のトラブルですが、
しかし、この時点では、
何がトラブルの原因か、まだ分かっていません・・
にもかかわらず、
そのバイク屋さんは、
トラブルの起きたバイクを診るため、
すぐ『代わりのバイク』を用意して、
ユーザーの元に引き取りに向かったんですね。
これって、
ユーザーのために、
まず何をしなくちゃいけないか?
というのを常に考えてるから、
出来る対応じゃないかと思いますね〜
ところで、
そのバイクは無事に修理できたそうですが、
後日トラブルの内容を
バイク屋さん聞いてみると、
おそらく、
メーカーでの組み立て手順に原因があるか、
設計段階での想定以上に、
部品に負担がかかって
起きたようなトラブルだったと・・
これって、ユーザーにしてみれば、
トラブルが発生した時点で、
すぐに代わりのバイクを
届けてくれただけでも助かりますが、
そのトラブルの原因が、
そもそもユーザーにもお店側にも、
あった訳じゃないのを知ったら、
『助かった』と思うのを超えて、
これはもう『感動』ものでしょう!
しかし、
小規模なバイク屋さんにとっては、
『代わりのバイク』にかかる経費って、
けっこうな負担のはず・・
でも、
それをうまくやって行くことが
『ビジネス』じゃないかと思います。
その結果、
たとえ今より、
バイクに乗る人の数が減ったとしても、
ビジネスが続けられるお店は、
前回お話しした、
大規模なお店で品揃えも豊富、
しかも価格が安い(ハズ)けど、
ユーザーが、
一番困った時の用意がないお店よりも、
間違いなく今回のようなお店だと、
僕は思いますが・・
あなただったら、
どっちのお店で買いたいと思いますか?
関谷はやと
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