基本ソフト　つづき　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日のメルマガで、

パソコンに搭載されている、
『基本ソフト』の中で、ほぼ独占的なのが、
マイクロソフト社の『ウィンドウズ』だと、
お話ししましたが・・

これと同じような状況が、
自動車業界の中でも起こっています。

それが『自動運転車』を走らせるために必要な、
車そのもののシステムと、
車を制御するためのソフトウェアです。

世界中の自動車メーカーが、

自分たちの開発したものを『標準』にするため、
し烈な開発競争を繰り広げています。

なぜなら、
この部分で主導権を握ることが出来れば、
莫大なパテント料が得られるので、

そりゃあ皆必死です・・

例えば、
世界中を走っている何億台という車から、
自動運転の『基本ソフト使用料』として、
１日に１円ずつでも課金できたら？

それだけで毎年何千億円も得られます。

そのくらい、

僕たち一個人では計り知れないくらいの

可能性があるということでしょうね〜

話は変わります・・

ところで、
ドライバーを必要としない、
完全な自動運転の車が走り始めると、

気になるのは、
その車が『イヌ型』か『ネコ型』の、
果たしてどっちがいいのか？

じゃないでしょうか・・

例えば『イヌ型』の車だったら、
あなたが行くところに追いて来たり、

遠くからでも、
あなたに向かって走って来てくれます。

じゃあ、、ネコ型の場合はというと、

外ネコのように
フラッと出掛けたかなと思ったら、
誰かを乗せて戻ってきたり・・

そんな感じで、
『イヌ型、ネコ型どっち？』みたいに

車を選ぶときには必ず、
好みのタイプを聞かれるとか、

どっちでもＯＫなように、
スイッチで切り替えができるとか、

何でもかんでも、ドライバーの意思を
『忖度（そんたく）』する訳じゃなく（笑）

特に使い勝手の部分では、

車ごとに特徴が出るんじゃないかと思います。

身近な動物に例えてみましたが、

それ以外に例えば、

長距離が得意な馬型とか、空中を走る鳥型とか、

ドライバーとの
コミュニケーションを重視するヒト型など、

色んなバリエーションの車が出れば、

車のスタイルだって、今とは異なる形になるかも・・

そう考えると、

これからの『自動運転の車』って、

今ある自動車メーカーが、
この先も作り続けるばかりじゃなく、

一見すると何の関係もないような、

全く新しいところから、
登場してくるかも知れませんね〜

だとしても・・

車の動きを制御する『基本ソフト』は、

どうしても必要なので、

今はみんな、そこに注目してるんです。

関谷はやと

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