GT
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
GW後半に入りました。
ちなみに三栄自動車の営業は、
カレンダー通りとなっておりますので、
今日は『飛び石連休』となります。
懐かしい響きですね・・
ハッピーマンデー制度によって、
日月曜日と連休になることが、
多くなったこともあって、
最近は少なくなりました。
ところで、
GWともなると、
県外から車で四国に来る人も多く、
そのため、
普段見かけない車を目にする機会も多かったです。
その中で一番印象的だったのが、
アメリカ製の電気自動車、
『テスラ モデルX』という車でした。
テスラ自体は有名ですが、
それぞれのモデルは、
めったにお目に掛かることがないんで、
超マイナーな車です・・
僕の意識の外にある車でしたので、
さすがの僕でも、最初は、
『どこの車やろ!?』というくらい、
パッと見じゃ分かりませんでした・・
エンブレムを見て初めて、
『あっテスラか!?』といった具合です。
これはうかつでしたね・・(笑)
そんな車話題のところ、、
インターネット記事を読んでいると、
イギリスの高級車メーカー、
アストン・マーチンのGTクーペ、
『ヴァンキッシュ』と呼ばれるモデルの、
最新型の写真が掲載されていました。
この『GT(ジー・ティー)』という言葉は、
僕たちのような、
『スーパーカー・ブーム世代』の人間にとっては、
格別な響きなんです・・
そして、この最近
世界中の自動車メーカー各社が、
『GT』と名付けられたモデルを次々と発表していて、
さながら『GTブーム』の様相です。
ところが、、
どのメーカーの『GT』を見ても、
何となく似たスタイルなんですね・・
ちなみに例をあげてみると、
先ほどのアストン・マーチン『ヴァンキッシュ』
先日レクサスから発表された『LC』
伊フェラーリの『812スーパーファスト』
これも伊マセラティの『グラントゥーリズモ』
など・・
もしあなたが、このメルマガを読んでみて、
興味を持ったなら、ぜひ見比べてみて下さい。
『GT』については、
前にもお話ししたことがありますが、
GTは『グランド・ツーリング』の略です。
その背景として、
もともと自動車が普及し始めたのは、
馬車の代わりとして、です。
そして馬車を移動の手段に使える人たちって、
その当時『お金持ち』と呼ばれる人たちでした。
その名残から、
馬車から自動車に代わっても、
自分でハンドルを握らず、
(出始めの自動車は運転が難しかったことも理由です)
運転手が運転席に座ってハンドルを握り、、
その人たちは後部座席に座るために、
わざわざ別に設けられた後部ドアから乗り降りしました。
そのための4ドア車なんですね〜
その後、
自動車がさらに身近なものになってくると、
人々は車の性能差を競うようになりました。
これが自動車レースの始まりです。
お金持ちの人の中には、
自らハンドルを握って、レースに出場する人も現れました。
それと並行するように、
旅行に出かけるときなど、自分で運転して、
長距離を移動できる車の需要も生まれました。
そうなると運転手も不要なので、
2ドアで事足りますよね・・
これが『GT』の始まりです。
話を戻します・・
こういった背景なので、
確かに『GT』の定義みたいなものも、
あるにはありますが、、
ただ、
どのメーカーの『GT』も似ているというのは、
流行というのもあるでしょうが、
車のスタイリングの元となっている、
『デザイン情報』の出所が、
ある程度限られているからなんでしょうか・・
最近では、
自動車メーカーに部品を供給している、
『部品メーカー』が、
系列の垣根を越えて、
世界中の自動車メーカーに
部品を供給するようになりました。
これって極端に言うと、
例えメーカーは違っても、
『基本性能は同じ車』化に向かっているような気がします。
まあ、安全性や燃費のことを考えると、
より優れた部品を使う、
というのは正当な方法なんですけど・・
となると、、車のスタイルも、
『似たGT』のように、
『基本デザインは同じ車』化に向かうんでしょうか?
良い悪いは別にして、、
これって、
安全性のために部品を共通化するのとは違って、
多分『売れそうだから』という理由なんでしょうね。
しかし、
こういった流れの中で興味深いのが、
アメリカの自動車メーカーの車だけは、
同じ『GT』と呼ばれる車でも、
先ほどの『似たGT』とは少しスタイルが違います・・
アメリカという市場が独特なのか、
民族性の違いからなのか分かりませんが、
これは面白い傾向だと思ったので、
この先、
アメリカ製GTを注目しながら見ていきたいです。
関谷はやと
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