カンコツ
From:関谷はやと
プライベートデスクにて。
この最近のテレビ番組の中で、
僕がハマっているのが、
NHKの『超絶 凄ワザ』という番組です。
見たことがある人は、
色んなワザで競い合う
『技術系対戦番組』のアレね・・
と、知っていると思います。
あまり知らない人のために、
ちょっと説明すると、
『ものづくり』に関わる、
計測技術や工作技術のほか、
『日常生活』を便利にしてくれているけど、
普段は意識することがない、
『ちょっとした気付き』を
技術的な側面から深堀りして、
人間が元々持っている能力と、
人間の手によって極められた『技術』とで、
同じ課題をこなして、
その出来栄えを競うという番組です。
この番組を見ていると、
僕たちの持っている、
『可能性』や『能力』を
改めて再認識させてくれます。
先日は『けん玉』がテーマで、
人間対ロボット(工作機械)でした。
普通に考えると、
けん玉のように、
バランスを必要とするおもちゃって、
人間の方が圧倒的に有利だと思います。
しかしこれに、
人間が作ったロボットが挑むという、
一見無茶な挑戦のように思えますが、
ここを細かく細かく突き詰めて、
限りなく人間の能力に近く、
あるいは、
時に人間の能力を超えてしまうくらいに、
『技術』を進化させれば、
この対決はロボットに軍配が上がります。
ちなみに今回の結果は、
人間対ロボットで1勝1敗でした・・
まあ、ここは、
番組進行上の演出でルールを決めれば、
結果はコントロールできてしまいますので、
そこはエンタメだと割り切るとして、、
それよりも注目なのが、
人間も技術者も双方が、
『可能性』を追究する姿です。
人間なら『トレーニング』することで、
可能性を高めることができます。
しかしロボットの場合だと、
自分から問題解決できる訳じゃないんで、
技術者の手によって『トレーニング』
つまり『プログラム』をしてやる必要があります。
もう一度言いますが、
けん玉って、
人間の手の方が上達が早いんです。
しかし!
ついに技術者はやってしまいました・・
なんと、けん玉上級者の技術を、
ロボットに教えることに成功したんです。
そのポイントになったのが、
人間が本来持っている、
素晴らしい能力のひとつ、
『カン(勘)』や『コツ』でした。
現代の先端技術では、
この目に見えない能力を、
『数値化』『データ化』
することが可能なんですね。
今話題になっている、
自動運転車についても、
人間の運転技術を数値化・データ化することで、
初めて実現されようとしています。
例えば、
車を運転している場面を考えると、
僕たちは、
馴れてくるとほぼ無意識に
周囲の状況を見ただけで、
次に起こりそうな挙動を予測します。
この積み重ねが、
『勘やコツ』となって、
より安全な運転ができるようになります。
これを機械にさせようというんですから、
壮大な取り組みであり、
また膨大なデータ解析への挑戦です。
そう考えると、
人間って、ものすごく精巧で、
高い能力の持ち主だと言えます。
最近では、
AI(人工知能)と呼ばれる技術で、
コンピューターが人間の能力を越えるかも・・
などと、一部では言われてますが、
その点僕は楽観的に見ています。
なぜなら、人間の中には、
程度の差こそあれ、
誰しも自分の能力を向上したいという、
『願望』や『欲望』があるからです。
これはコンピューターにはありません・・
(今のところですが・・)
ただ、、そのためには、
『勘やコツ』を習得するための、
トレーニングが必要です。
それは人間にとっても、
コンピューターにとっても、
変わらない『原則』みたいなものでしょうか。
関谷はやと
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