人気者はツラいよ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今朝の新聞に、

目立たないくらい小さく、
ほんの一言だけのコメントと、

最小限の解説で書かれた、

ある人物と企業についての記事がありました。

ちなみに、

先日このメルマガでお話しした、

僕の父親の話題、
『子規煎餅(しきせんべい)』の記事は、

第1面のド真ん中にカラー写真付きの記事と、

さらに今では、

『ゲスな話題』も少なくなった3面記事、
と呼ばれる第3面の上段半分に、

カラー写真付きの記事で載っていました。

その日の話題を
全てかっさらったような状態でしたので、
松山では、いかに重要な話題だったかが分かります(笑)

話を元に戻します・・

今朝の新聞記事に載っていたという、

ある人物・ある企業とは!?

『トランプ大統領』と『トヨタ自動車』が絡んだ話題です・・

なのに、さっきも話した通り、

本当にわずかなスペースしか取ってない記事でした。

内容はスゴいこと書いてるんですけど・・

記事の大きさでいったら、
僕の父親の『子規煎餅』の完全勝利です!!

アメリカのトランプ大統領と、

年間生産台数世界一にもなったことがある、
トヨタ自動車をもってしても、

『子規煎餅』には勝てなかったということですね。

まっ、ここはスルーして下さい・・(笑)

で、どんな内容の記事だったのかというと、

トランプ大統領が、

トヨタ自動車に対して、直接ではないですが、、

『トヨタはデトロイトに工場を造るべきだ・・』と、

ある会見か何かの場で発言したそうです。

『これは命令なのでしょうか!?』

ちなみにデトロイトという町は、

アメリカ自動車産業発祥の地、

つまり自動車産業の『聖地』です。

でも、、つい先日までトランプ大統領は、

もしトヨタが当初からの計画通り、
メキシコに工場を造ったら、

そこで生産されたトヨタ車が、
アメリカに輸入されるときには、

『思いっきり関税を掛けてやる!!』って、

こう言っていたのに・・です。

『これは脅しなのでしょうか!?』

う〜ん・・トランプ大統領って、

なかなか手強い相手ですね〜

さすがにプロレスの興行師をやってただけのことはあります。

ところで、今朝の新聞とは別に、

今日のインターネットニュースでは、

『トヨタ英国工場に新規投資!』という記事がありました。

その内容は、

すでに稼働している工場を、

2.4億ポンド(約340億円)ものお金をかけて、
最新の工場にしていくために投資する。

というものです・・

このようにトヨタ自動車って、

世界中から『おいで!』って呼ばれています。

人気者はツラいですね〜。

でも、

なぜトヨタばかりにお呼びが来るんでしょうか?

もしかしたら、
ほかの自動車メーカーも同様に、

『お呼び』がかかっているのが、

僕たちの耳に入って来ないだけ、

なのかも知れませんが・・

それでも、車業界の情報を

色んなルートから入手している僕ですら、

さすがトヨタだな〜という感じです。

そこで、

『なぜ?』という理由を考えていたら、、

たしかにトヨタには、
他社にないものを持っていたんですね・・

それは、豊富な資金でも設備でもなく、

またハイブリッドカーを開発する、

優れた技術力でもありません・・

それが『現地現物主義』と呼ばれる、

生産地を大切にする考え方、

だったんですね。

どういう事かというと、

ある場所で自動車を生産すると決めたら、

必要なものは可能な限り、
『現地で調達する』という考え方です。

ある意味サバイバルな考え方だと思いませんか?

ただ、トヨタも一企業ですから、

初めから『現地調達』ができない、

と分かっているところには進出しませんよ。

僕はこの考え方に大賛成ですし、

実際に自分のビジネスでも実行しています。

例えば、あるお客様が、

三栄自動車から
新車を買ってくれることになったとします・・

ありがたい話ですね〜

すると次に僕がするべきことは、

じゃあ、その新車をどこから仕入れるか?

となるんですけど、、

今の時代、その気で動けば、

例えば松山にある、

メーカーの販売店から車を仕入れるのじゃなくて、

インターネットか何かを使って、

どっか別の安いところから仕入れられます。

できるけど、やりません・・

それは、車って一度買ったら、

途中で故障することもあれば、

いろんな意味で、
メーカーの販売店のお世話になることが、

ないとも限りません。

そういったときに、

松山(現地)で取り引き関係を築いておけば、

そのあとも気持ち良く仕事が進められる、

そういう考えが、

僕のビジネスに対する考えの基本、
になっているからです。

何だかんだ言っても、

ビジネスって、
やっぱり『人』が動かしているんですから。

なので、いいビジネスをするには、

『人』を大切にしないとダメだと思います。。

そういった点でトヨタは、

ただそこで車を造るだけじゃなく、

そこで働いている人々、
さらにその周りに関わっている人々のことも考えて、

『現地現物主義』にこだわっているんだと思います。

すると、

そこで暮らしている人たちの気持ちって、

『車を買うならトヨタだよ!』

そうなってくると思いませんか?

『人気』っていう文字をみると、

『人の気持ち』って書いてあるじゃないですか。

なので、

みんなから『お呼び』がかかるんです。

関谷はやと

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