中学生の女子。
From：関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
今日のタイトル、、
実は新聞に掲載されていた、
『人生案内』という悩み事相談コーナーでの、
相談者からの第一声でした・・
相談の内容を簡潔に言うと、
この女子中学生さんの母親が、
『スマホに熱中しすぎる・・』ため、
やめてもらうには、どうすればいいか？
といった相談内容です。
普通なら、
『子供がスマートフォンに熱中しすぎる・・』
じゃないかと思いそうですが、、
今回は、
英語アプリで朝から晩まで勉強したり、
食事より友人とのＬＩＮＥを優先したり、、
おまけに掃除や洗濯も滞りがち・・
さらには、
母親の身体と健康を案じて、
家族がスポーツや外出に誘っても効果なし、
家族が家にいない平日はゲーム三昧の日々・・
おいおい・・これ本当にお母さんのこと？
そう思いたくなるくらい、
どっぷりとスマートフォンに浸かっています・・
相談をした女子中学生さんも、
さすがに母親に対して黙っているはずもなく、、
『スマホ第一で行動されるのが嫌だ。やめてほしい』と、
何度も伝えてきたそうです・・
何でも、、この母親の行動が、
『子どもよりゲームが大事』と、
言われてるようで傷つくんだという理由でです。
何ていじらしくて、可愛い悩みでしょう・・
僕は、
読んでいて涙が出てきそうになりました。
それなのに、、
母親は『ハイハイ・・』という生返事だけで、
真剣に耳を傾けてくれないそうです。
ところで、
こんな場合、あなたならどうしますか？
この相談に対して回答者からは、
『珍回答・・』とも言えそうな内容で・・
中学生の女の子に向かって、
『あなたはスマホを使っていないのですか？』
という質問で始まり、
さらにその後、
『お母さんに強く言えないのは、
お母さんほど執着はしていないが、
あなたもスマホを使っているからではないでしょうか』
そして回答者から、とどめの一言、
『つまり、執着の度合いが違うだけということです』
で締めくくりです・・
まあ、文面だけからでは、
その様子が分からないのかも知れませんが、
それでも、、
この母親みたいに、
ここまでスマートフォンに対して、
コミュニケーションを依存しているようなら、
やっぱり家族同士の間に、
何かしらの問題点が隠れているんじゃないかと・・
素人の僕でさえ、そう思います。
それを中学生の世代に、
分かりやすく教えてあげるのが、
回答者の役割じゃないかと思うんですけど・・
そうではなく、
相談者の女子中学生に対して、
『お説教』をしているような回答でした。
そして、この回答の最後の最後には、
『それでも掃除や洗濯のことが気になるのなら、
あなたが手伝ってもいいのではないですか・・』
いくら多感な女子中学生の相談とはいえ、、
あまりにも『そんな些細なこと』みたいに、
スルーし過ぎというか、
もうちょっと真剣に聞いてあげればいいのに・・
そう思いました。
回答者にとっては、
普段どこにでも起こっている些細な出来事だと、
感じたのかも知れませんが、
新聞の人生相談に投稿してくるくらい、
相談者にとっては、
真剣に『悩んでる』ことなんですからね・・
ま、、でも冷静に考えれば、
別にどっちでもいいような新聞記事に、
なぜ僕は反応してしまったんでしょうか・・？
もしかして、、
出だしの『中学生の女子』
というのが秀逸だったからでしょうか？
確かに目には付きましたけど、、
まだちょっと、う〜ん、、ですね・・
そこで、あれこれ考えてみてたら、、
思い出しました・・
つい先日、三栄自動車で、
『職場体験学習』の男子中学生と接したことで、
『中学生世代』との距離を身近に感じたのが、
その理由だと気づきました。
不思議ですね、
気持ちの距離感によって、
自分の関心度合いって、
こんなにも変わってくるんです。
やはり人間って、
気持ちで心が動いているんですね・・
関谷はやと
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