ドン・キホーテの4K 

From:関谷はやと

プライベート・デスクにて。

世の中で販売されている商品の中には、

1kg当たり○○円とか、

1個あたり○○円・・といった具合に、

大きさや重さ、

個数などの単位を基準にして、

販売されているものが多くあります。

そういえば、

1回あたりいくら、というのも、

回数が単位となった取り引きです・・

先日インターネットニュースを見ていたら、

全国に展開しているディスカウントショップの、

『ドン・キホーテ(以下ドンキ)』が、

50インチサイズの

高画質4Kテレビを発売したところ、

初回生産分の3000台が、なんと、

わずか1週間で完売したというニュース!

その大きな理由の一つとして、

50インチにしては破格の54800円!

しかも高画質『4K』で・・売れるはずです。

ちなみにテレビの場合は、

画面の大きさである『インチ数』が、

価格の単位として使われ、

よく『1インチいくら』と表現されています。

するとドンキの4Kテレビは、

1インチ、わずか1092円・・

あらためて、安いなあ・・と思います。

ところで、さっきから

『4K』っていうのが度々登場していますが、

今の人たちに敬遠されている、

『キツイ・汚い・・』の、

あの仕事内容のことじゃありませんよ。

4Kとは画面の鮮明さを表す、

『解像度』と呼ばれる規格のことで、

現在市販されているテレビの中では、

最もきれいに映る画面といわれています。

だからといって4Kが、

普通のテレビより『4倍きれい』

という意味でもありませんよ・・

例えると、
スマートフォンやデジカメの画素数の単位、

『ピクセル』と似たようなものです。

ところで、
テレビの画面って、

新しい規格が出るたびに、
同じ大きさの画面でも、価格がハネ上がります。

従来の規格のテレビが普及して、
ようやく価格も安くなったかな〜

そうなりかけた途端に、

新しい規格で登場して、
また価格が元に戻る、の繰り返しです。

そのため、4Kテレビが出始めの頃って、

たしか50インチだと、

30万円以上はしてたと思いますので、

1インチ当たり6000円といったところです。

それが、この1〜2年で、

5〜6分の1程度の1092円・・

じゃあ何でドンキは、

ここまで安く販売することが、

実現できたのかというと、

そこには『PB戦略』というのが

あったからなんですね〜

PBとは、
『プライベート・ブランド』の略で、

『ソニー』や『パナソニック』といった、

製造メーカーのブランド名じゃなく、

テレビを販売しているお店自体が、
(今回のテレビはドンキ)

ブランドとなって販売する方法です。

PBというのは、

自分のお店の顧客層に合わせた機能を追加・限定して、

オリジナル性を高めることができます。

そのため、

販売価格を自分でコントロールでき、

他の販売店の価格も、

それほど気にする必要がありません。

製造メーカーのように、

万人向け商品に作らなくて済むんですが、

ただ、その反面メーカー品よりも、

高い価格に設定することは難しいです。

(つづく)

関谷はやと

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