ハイブリッドカー的な発想 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

巷で目にする、
ハイブリッドカーの仕組みを解説すると、

エンジンと併用された、

走るための動力としての『モーター』と、

そのモーターを動かすために必要な、

電源を供給するための『発電機』が、

エンジンなどの、
車の動力部分とセットになっています。

ちなみに、

『モーター』というのは、

磁石で作られた空間である、

『磁界』と呼ばれる空間に電気を流すことで、

『回転力』が発生して、

磁界の内部を通っている軸が回転します。

つまり、

電気を流すことで回転軸が回ります。

そしてハイブリッドカーには、

この回転軸の先にタイヤが付いているので、

それで走ることが出来ます。

次はモーターに電源を供給するための、

『発電機』についてです。

発電機の仕組みもモーターと同様に、

磁石で作られた空間、

『磁界』と呼ばれる空間を通っている、

回転軸を回すことによって電気が発生します。

これが発電の仕組みです・・

ここで、あることに気づいた人は、

おそらく『理系・・』な人ですね〜

モーターと発電機の両方とも、

磁石で作られた『磁界』と、

動力を伝えるための、

『回転軸』で構成されているんですね。

しかも作用が逆になっているだけで、

仕組みはほぼ同じです・・

もしこれが、

モーターと発電機が別々じゃなく、

一体になっていたら・・

これはスゴい発見というか着想です。

というのも、エンジンなどで、
最初に車が動くための勢いだけ付けておけば、

その後は、
車が走りながら発電し、

その発電された電気で、
また車を動かせるんですから・・

これが『ハイブリッドカー』の理想です。

ただ現実には、

モーターや発電機そのものに、
摩擦や熱による『ロス』があるので、

実際のハイブリッドカーでは、

走っている途中でも、

エンジンに手助けしてもらわないと、

電気が足りなくなって、

モーターだけでは走れないんですね・・

さらにこの理想が、

エンジンの付いていない、

『電気自動車』で実現可能になれば、、

最初に走り出すための勢いも、

エンジンじゃなく、

モーターで車を動かすことができれば、、

そして走りながら充電もできてしまう、

電気自動車が登場したら、、

いま現在、電気自動車に搭載されている、

バッテリーを充電する回数も、

驚くほど少なくて済みます。

ということは、
バッテリーを小型化できます。

すると車が軽量化できるので、

モーターや発電機も小型化できます。

ちなみに、

この堂々巡りのような仕組みのことを、

『永久機関』と呼んでいて、

世界中の科学者たちが研究しています。

このように、
ハイブリッドカー的な発想の原点にも、

また未来にも、

『永久機関』の原理があるんです。

ただ、、これが実現されてしまうと、

ガソリンを作っている石油メーカーや、

電気をつくっている電力会社など、

さまざまなエネルギー産業に対しての影響が、

あまりにも大きすぎるので、

経済勢力的な事情から、

研究はされているけれど、

あまり表面には出てこない・・

というのが現状のようです。

関谷はやと

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