まあ、1%なら・・ 

From:関谷はやと

プライベートデスクにて。

あの、大手カジュアル衣料品店『ユニクロ』が、

ついに移動販売をやるんだそうです。

しかも全国初のこの取り組みを、

僕が住んでいる、
『愛媛県』で始めるんだとか・・

何でも、

6年前に起きた東日本大震災のあと、
仮設住宅に移り住まざるを得なかった、
高齢者のために、

福島県浪江高校の学生たちによるアイデアで、

ユニクロの移動店舗をやってみたところ、

思いのほか好評で、
仮設住宅のある各地に波及したんだそうです。

それが今度は、

過疎地域を対象にした、
いわゆる『買い物難民』と呼ばれる方々に向けて、

移動販売を始めるそうです。

話は逸れますけど、

この『買い物難民』っていう表現、

過疎化と高齢化、
そして移動手段の確保の面からも、

買い物をすること自体が困難な状況を、
実にうまく例えてはいますが、

『難民』とまで言ってしまうのは、
ちょっと重たい表現に聞こえませんか?

まあ、言い返せば、

それほど深刻な問題なんだとも・・

と結局そんな感じで、

山あり谷あり、

小さな離島からちょっとした規模の街まで、

全て揃っているのが、

たまたま『愛媛県』だったんで、

移動販売のテストをやる場所が、

ここに決まったらしいです。

ちなみに、

昔から言われていることなんですが、

愛媛県を含む、
ここ四国地方の経済規模が、

ちょうど日本全体の『1%』に当たるそうで、

よく『1%経済圏』などと言われ、

マーケティング施策のテスト地域として、

色んな業界から注目されています。

いよいよ四国も過疎地モデルか・・と、

僕にとっては複雑な心境です。

今回も、それに基づいての、

『ユニクロ移動販売』なんですが、

『1%のリスク』ですから、

もしうまくいかなくても、

ユニクロが以前やってた、

『野菜の通販』ほどのダメージにはなりません。

ただ、ユニクロにとってみれば、

移動販売にすることで、

お店で『待ちのビジネス』をするだけから、

ネット販売よりももっと積極的な、

ピンポイントでリアルな、
『攻めのビジネス』に転換できるチャンスとなります。

そうなると、

現在の路面店舗のように、
お金をかけて見栄えを良くしなくても、

倉庫としての機能を持つことの方が、

より重要になってきます。

これって、

もともとユニクロが創業期にやってた、

商品をディスプレイする代わりに、

ド〜ンと山積みにしちゃえ!といった、

まさに『ユニクロの原点』です・・

あの頃は、ただ経費を抑えるため、
『それしか方法がない』
という理由でやってた事でしたが、

実は『原点回帰』という、

重大な任務を背負ってのテスト販売、

という意味合いを
含んでいるのかも知れません。

いずれにしても四国は、

過疎地モデルなんですけど、

どうせなら、
『ダメでも1%だから』と思われるより、

『原点回帰』という使命感でやってもらう方が、

過疎地モデルになった甲斐があります。

さしずめ四国という地域は、

『前向きな過疎地』といった所でしょうか(笑)

関谷はやと

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