保険の話　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日、東京に出張した際の移動手段として、

地下鉄に乗ったんですけど、、

『宙吊り広告』っていうんですか！？

こればかりはデジタル化されずに、

いまだに週刊誌の見出し・表紙そのままが、

紙ベースの広告になっています。

ちなみに横の扉口上部の広告は、

液晶画面の広告なんですけど、、

どういう訳か、
宙吊り広告は紙のままです・・

まあでも、

宙吊り広告の場所に、
重たい液晶画面を据え付けたりすると、

もし落ちてきりしたら危ないですからね〜

ところで、

１人で地下鉄に乗っていても、
誰かと話すわけじゃないんで、、

特にやることなんてありません・・

なので、ほとんどの人は、

スマホをいじったり、
もう少し画面の大きいタブレットで、
読書をしたりしています。

僕は最近、スマホの小さい画面が、

ちょっと見づらくなってきたんで、

電車の中では、あまり操作しません・・

なので僕は、

さっき話した宙吊り広告を、

熱心に読んでいる口の１人なんです（笑）

さらに、

電車の中ではおなじみの光景だった、

新聞を広げて読んでたりする人って、

路線にもよるんでしょうけど・・

僕が東京で地下鉄を使ってた間には、

１人として遭遇しませんでしたね・・

これって『新聞離れ』でしょうか？

でも、駅の売店では新聞売ってるんですよね〜

そういや週刊誌を広げている人もいなかったですね。

絶対に多くの人が買ってるはずなのに・・

みなさんどこで読んでいるんでしょうかね・・？

ちょっと気になります・・

ところで、
このような新聞、週刊誌などのメディアって、

宙吊り広告にも見られるように、

『おおっ！！何じゃこれは〜！！』

みたいなタイトルが多いですよね。

たぶんこれが、紙ベースの宙吊り広告が、
いまだに無くならない理由の一つなんでしょうけど、

とにかくインパクトが強いです。

そんな中、宙吊り広告のタイトルは、、

『あなたの老後資金が狙われている！？』とか、

『あなたの年金が危ない！？』

『定年後に必要なお金は最低でも○○○万円！！』など、、

とにかく今、生命保険の加入や、

金融商品の購入を勧める記事が目につくようになりました。

日本の人口に占める年齢構成が、そうなってるんだから、

まあ当然と言えば当然です・・

ちなみに、三栄自動車でも、

車の損害保険のほか、
企業や店舗・住宅などの火災保険、

さらには生命保険まで販売しているんですよ。

という訳で、
保険会社のパンフレットなどを目にする機会は、

一般の方に比べて多いと思います。

宙吊り広告ほど過激じゃないですが、

『日本人の平均寿命まで生きるには、最低○○万円必要です』

みたいな広告も目にします。

で、実際に自分がその立場になったとして、

本当にそんなに必要なのか！？

と思いたくなるような数字もあります・・

保険を売ってる人間が言うのも何ですが、、

中には『大げさなじゃないの？』という数字も、
確かにあります。

じゃあ、実際にいくら必要なの！？

今回は、このことを考えるために、

ある人のエピソードを紹介します・・

話は変わりますが、、

いま僕は五十肩の治療ということで、

僕の知り合いが経営している『はり・整体』に通っています。

この方と以前、世間話をしていたときに、

自分は四国内のある地域で、

代々『呉服屋さん』を営んでたお家の出身なんです・・

という話をしていたんです。

代々続く『呉服屋さん』となると、

大抵は『城下のお金持ち』に取り立てられ、

けっこう儲けていたんじゃないのかと、、

そう思っていたら、やはりその通りでした。

ただ、、

残念ながら、その呉服屋さんは、

この方の『お父親さんの代』あたりで終わったらしく、

何でも、

この『お父親さん』が大変な浪費家で、

お金があるとすぐに使ってしまう癖があったんだそうです。

当然、そんなのがいつまでも続くはずもなく、

やがて借金に追われるようになると、

『お父親さん』は、

その方がまだ小さかった頃、

一家を残して何処かへいなくなったそうです・・

なんか暗い、、悲しい話になってきましたね・・

ところが、、

『お父親さんのお父親さん』

つまり、この方の『お祖父さん』が亡くなった時に、

土地などの莫大な遺産を兄弟で相続した結果、

『お父親さん』は３億円近い財産を手にしたんだそうです・・

『お父親さん』、、リベンジの始まりです！（笑）

再び大金を手にしたお父親さんは、

イギリスの超高級車『ベントレー』を、
キャッシュで買うとその足で、

あの日以来、

つつましい生活を送っていた家族の元へ、

何の前触れもなく帰ってきたんだそうです・・

その日からというもの、
お父親さんは近所の人たちに奢りまくった挙句、

結局わずか３年余りで、

相続した遺産３億円を全て使い切ってしまったそうです・・

（他人事だから言えるんですけど）
まあ気持ちよく使い切ったもんですね〜（笑）

『現金』というのはこのことで、

そうなると、

近所の人も寄り付かなくなります・・

再びお父親さんは、

何処かへ消えていったそうです・・

ところが、、

この方の治療院の経営がうまく行きはじめると、

どこで聞きつけたか、

『お父親さん』は、どこからともなく戻ってきたそうです。

何でも、
それまで『お父親さん』が身を寄せていた人に、

愛想を尽かされたのか『追い出された！？』らしく・・

そんな訳で、

今はこの方が面倒を見ているんだそうです。

まあ、ご健在なのがせめてもの救いでしょうか・・

このエピソードを聞いた僕も、

どう反応していいのか迷ってしまい、

取りあえず、、

「豪快でお茶目なお父親さんですね・・」

と返してはみましたが、、

こんなのでいいでしょうかね？

このメルマガを読んでくれているあなたは、

どんな風に感じましたか？

この方曰く、

『親父には、あきれ返ってもう笑うしかないですよ』

と言いながら明るく振舞っていますが・・

以上のことから、

老後の生活資金とか保険とか何とか、

あれこれ考えるよりも、

まず『健康こそが一番の財産なんじゃないか！？』

という考えを中心に生活するのが、

結局一番お得で安心な方法だという所に行き着くんですね〜

関谷はやと

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