コンセプトカー 

From:関谷はやと

つい先日、
このメルマガでも取り上げましたが
いまドイツでは、
9月12〜23日の期間で
フランクフルト・モーターショー
が開催されていて、

これから発売されそうな新型車や、
各メーカーが自社の方向性を表現した
コンセプト・カーと呼ばれる車が
多数展示されています。

ただ、
このところの世界的な傾向として、
各自動車メーカーは、
自国の周辺地域で開催される
モーターショーにしか
出展しなくなっていて、

すると、今回みたいに
ドイツで開催されるモーターショーなら、
ヨーロッパ各地にあるメーカーの車を
ほとんど見ることができるので、

僕も現地へ行って、
実物の車を見てみたいなあと、
思ってはみるものの・・

移動や滞在時間、
費用のことを考えると、
悲しいかな、
日本に住んでる僕にとっては、
インターネットやニュースでしか、
目にすることができないのが現実です・・

そうやって見た限りでの話ですが・・
僕が感じたのは、

直観的に
『いいデザインだなあ』と思える
コンセプトカーが多かったことです。

もう少し説明すると、
各メーカーが打ち出した方向性を
コンセプトカーがうまく表現していて

例えるなら
シンプルなイメージを持った
『デザイン家電』みたいな感じに
仕上がってました。

このメルマガで
いつもお話ししてるように、
車も電動化に向かってるので、

自然とそうなるのかな〜
などと勝手に思ってますが・・

ところで、

僕はこのコンセプトカーのデザインを、

どうしても、
『ヨーロッパと日本』という見方で、
比べてしまうんですね・・

ちょっと感覚的かも知れませんが、

日本車メーカーのものは大抵
きっと近い将来、市販されるだろうな・・
そう感じさせるデザインになってて、

良くいえば、
完成度は高いんですけど、その分
小さくまとめてしまってる感じがして、

何ていうんですか・・

コンセプトカーなんだから、
もっと枠から飛び出して
大胆に弾けて欲しいなあと思います。

そこで、
何でそう感じてしまうんだろう?
について考えてみたんですが・・

これには、
ヨーロッパと日本では、
元々生活スタイルが違うことが、
理由の一つじゃないのかと思います。

例えば
ヨーロッパの生活スタイルって、
『腰掛ける』
つまり『椅子』に座るのが基本で、

日本の生活スタイルはというと、
床や畳の上に敷物を敷いて、
(あるいはそのまま)
そこにお尻やひざが着くように
座りますよね。

すると、当然ですが車も
シート(椅子)に座る乗り物なので、
車をデザインの対象として考えた場合、

やはり何世代にも渡って
椅子に座る生活をしてきた
ヨーロッパの人たちの方が
取っつき易いんじゃないかと思います。

かといって
僕は日本のコンセプトカーが
ダメだといってる訳じゃなくて、

実はヨーロッパの人たちも
デザインの元になってる
イメージやアイデアには、
日本とか和物、東洋のものを
数多く取り入れているんですよ。

ただ、
取り入れてるとはいっても、
『ここは日本の○○様式をイメージして』
みたいな、目の前にある
『モノ』自体の姿を真似てるんじゃなく、

どっちかというと
『考え方』とか『精神』といった
観念的な部分が強いです(続きます)

関谷はやと

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